J.フロントリテイリング株式会社は、『Apex Legends』や『レインボーシックス シージ』など、実力ある部門を多く抱えるeスポーツチーム「SCARZ」を保有する株式会社XENOZの株式50.8%を取得し、子会社化したことを発表しました。J.フロントリテイリンググループは、大丸松坂屋百貨店・パルコなど、百貨店事業を行う子会社及びグループ会社の経営計画・管理などを担う企業です。
株式会社XENOZは子会社化を通じ、選手の練習環境やブランドの強化を行い、世界中のeスポーツプレイヤーやファンを魅了することができるチーム作りを進めていきます。また、J.フロントリテイリング株式会社が持つパルコや百貨店などとの連携をはじめ、両社の強みを生かした提携で、eスポーツの可能性を追求していくとしています。
また、eスポーツ事業へ参入する目的のひとつとして、パルコ・百貨店における次世代顧客の獲得を最重要課題に挙げ、Z世代をはじめ10代~30代を中心とした若い世代に支持を得ているeスポーツに参入することで、次世代顧客へのアプローチを行いやすくなり、認知度向上、ブランディングに繋がると考えているとのこと。
株式会社XENOZ 代表取締役コメント / SCARZ代表 友利洋一(プレスリリースより)
この度、J.フロントリテイリング様の一員として、共に活動できることを大変嬉しく感じております。SCARZとして活動してきた10年間は新たなるステージへのステップアップを致します。会社として目指すべきビジョンNew AreaやチームスローガンのKeep it Realを更に広げるべくチーム一同は活動して参ります。SCARZのチーム体制に変更はなく、世界を目指すための純粋な強化を行って参ります。また、今回の連携でesportsが更に発展し、そして新しい文化の一つになるよう尽力して参ります。