2月24日、『Apex Legends(以後『Apex』)』コミュニティの開催する大会「ALDS ver.4」が配信されました。「ALDS ver.4」はTwitchで配信を行いつつもチーム「LILAS」メンバーとして活躍される「だいあん」氏が企画、運営を行う大会「ALDS」の第4回目です。今回はインテルのコミュニティ応援プロジェクトであるRUGsが開催のサポートを行いました。
「ALDS ver.4」は計20名のチームが出場し、計60人の『Apex』プレイヤーが思い思いに腕を競い合うイベントです。カスタムマッチを4試合行い、順位やキル数によって付与されるポイントを基に優勝者を選出。今回は賞金も出るということで、だいあん氏の実況のもと白熱した試合が展開されました!
今回はそんな本大会の模様をレポート!だいあん氏が“今回のRUGsのサポートで感じたこと”などを聞いたインタビューもありますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
◆ポイント制が波乱を呼ぶ!最後の最後まで“本当の勝者”が予想できなかった「ALDS ver.4」
「ALDS ver.4」第1戦目となる「ワールズエッジ」では、開幕直後に戦闘が発生していきなり18部隊にまで人数が減少。落下地点によるとはいえど、4戦のポイントを競う本大会でこの敗退は痛いでしょう。しかしこれ以降は各自小競り合いはあるものの、物資を集めるため比較的穏当な立ち上がりを見せていきます。
大きな衝突がないまま、最終ラウンド手前のラウンド5では約半数となる9部隊が残る形になり、狭いリングでの撃ち合いが展開されました。最終局面は遮蔽物の少ないエリアで「山田家」「まましえる」「Against Aim Assist」3部隊の睨みあいが発生!
「Against Aim Assist」が3人フルメンバーで残っているのに対し、「まましえる」が残り2人、「山田家」が山田選手1人という状況で、お互いの出方を伺う流れになりました。そして発生した「まましえる」「Against Aim Assist」の撃ちあいは「Against Aim Assist」が1人も欠けることなく制し、そのタイミングで山田選手が強襲します。ひとりは落としたものの、流石に分が悪く「Against Aim Assist」の勝利。見事、第1戦目のチャンピオンに輝きました。
第2戦目のマップ「ストームポイント」の序盤ではどの部隊も落ちることなく牽制が長く続きましたが、エリアが複数の建造物を中心に狭まっていきます。最終ラウンドでは5部隊が生存し、建造物を中心とした撃ち合いになりました。最終的にはエリアに押され、遮蔽物の少ない畑に4部隊が集結。乱戦を制したのは「そろそろAPEXをやめてくだ!」となりました。
第2戦目でキル数が多かったのはチャンピオンとなった「そろそろAPEXをやめてくだ!」14キルですが、3位になった「猫ミーム」もここで13キルを記録しており、存在感を強めます。しかし1、2戦目のキルポイント上限は4ポイントまでということもあり、総合ポイントでは「Against Aim Assist」と「そろそろAPEXをやめてくだ!」が同数でトップになりました。
第3戦の「オリンパス」では序盤から苛烈な撃ち合いが。各所で撃ち合いが勃発して、ラウンド2の縮小が始まったころには5部隊が脱落しました。終盤に残ったのは「狐と兎と千葉の破天荒」「Against Aim Assist」「おさる特戦隊」「モブの家」「猫ミーム」。そんな中で乱戦を制したのは「猫ミーム」となりました。
序盤からキルを稼ぎ目立っていたのは「猫ミーム」のkito選手。単体で12キルを叩き出し、チーム全体で20キルというド派手なプレイを見せつけました。これにはだいあんさんも「ALDS過去最多なのではないか」と驚きを隠せません。その結果、総合ポイントでは「猫ミーム」が32ポイントでトップに。2位に「おさる特戦隊」26ポイント、3位の「Against Aim Assist」25ポイントが追う形となります。
最終マッチとなる第4戦の舞台は、ふたたび「ワールズエッジ」。このマッチではキルポイントの上限がなく、ここで活躍を見せれば一発逆転が起こり得るでしょう。そしてここで波乱が。2戦目、3戦目とトップ争いに絡んでいた「猫ミーム」がラウンド3時点で脱落してしまいました!12部隊生存している中での負けとあって、ポイント争いが混沌としてきます。
最終局面に残ったのは「パピコ食べたいvol.2」「まましえる」「Against Aim Assist」の3部隊。しかし「Against Aim Assist」のみがフルメンバー生存という1戦目を彷彿とさせる状況を作り出し、そのまま押し切る形で2度目のチャンピオンに輝きました。
同時に目立ったのは3位となった「パピコ食べたいvol.2」です。前述したように最終マッチはキルポイントの上限なし。「パピコ食べたいvol.2」は他チームを差し置いて15キルを獲得しており、大幅な順位アップも望めます。もちろん最終ポイントとしては、2戦目、3戦目で活躍を見せていた「猫ミーム」も忘れてはいけないでしょう。
そして今回の「ALDS ver.4」で1位に輝いたのは、2度の勝利が強かった「Against Aim Assist」!2位には最終戦で圧倒的なキル数を稼いだ「パピコ食べたいvol.2」、3位には中盤で活躍を見せた「猫ミーム」が輝きました。最優秀選手賞となったのは「Against Aim Assist」のnaohiro22選手、そしてRUGs賞(敢闘賞)はkito選手が受賞しました。両者ともに卓越したプレイをみせてくれた選手たちです。
総合ポイントでの逆転劇を含め、かなりの盛り上がりを見せてくれた「ALDS ver.4」。今回、記事では強かった選手を紹介する傾向となってしまいましたが、中には「楽しいプレイ」「応援したくなるプレイ」を披露してくれるチームも存在しており、「推しチーム」がいない方でも観戦して楽しいイベントになっていました。
そして今回RUGsでは、「ALDS ver.4」を企画・運営しているコミュニティリーダーのだいあん氏へメールインタビューを実施。次の項ではその回答をお届けします。
◆だいあん氏がコミュニティリーダーとして望むこと、そして“RUGsとのシナジー”
――普段の活動についてお聞かせください。
だいあん氏(以下、だいあん):普段は『Apex』を中心に、Twitchでのゲーム配信を行っています。また、2023年11月に始動したゲーミングチーム「LILAS」のオーナーとして活動もしています。「LILAS」を通じて『Apex』界隈、ひいてはゲーム業界を盛り上げるべく、メンバー共々頑張って活動しています!
――ゲームコミュニティーリーダーの一員として、RUGsコミュニティをどう見ていますか?
だいあん:今回、RUGsさんと関わらせて頂き、ゲーム業界を盛り上げようという熱い気持ちを感じました。自分の考えや「LILAS」の活動の中でシナジーが生まれるのではと思います。コミュニティリーダーのみならず多くのプレイヤーに向けて非常に大きな影響を与えるコミュニティになると感じました。
――今回、RUGsからどういったサポートを受けられましたか?
だいあん:RUGs公式Discordサーバーや公式X(RUGs Supported by Intel)で大会の告知をしていただいたほか、賞金面で支援を受けています。Discordサーバーでは今大会への参加募集もさせて貰いました。
――サポートを受けて良かった点を教えてください。
だいあん:“RUGsのサポートを受けて賞金も出せた”ことで「ALDS」のネームバリューが高まり、今回はより多くのプレイヤーから注目を受け、認知されました。また、サポートを受けるということで改めて身が引き締まり、今までの個人開催でも拘っていた、宣材や大会に使用する素材等のクオリティを更に高められました。できてから日が浅いコミュニティでも、RUGsさんからのサポートがあれば、クオリティの高いイベントを開催できるでしょう。
――RUGsと一緒にしていきたいことなど、今後の計画や考えはありますか?
だいあん:「LILAS」は今後もRUGsさんと一緒にイベントを運営したいと勝手に思っています(笑)。現在予定している『Apex』関連のイベントもご相談させてもらっています。RUGsさんは「東京ゲームショウ2023」のインテルブースでオフライン大会開催等の実績があるので、規模問わずそういったオフライン大会の開催にも興味がありますね。これからも双方の特色を活かしたシナジーを生み出し、ゲーム業界を盛り上げて行きたいと勝手ながら考えています!
――チーム、個人としての今後の目標を教えてください!
だいあん:個人としては「LILAS」の他メンバーに負けないようゲーム配信を頑張ります!チームとして業界を盛り上げるべく、率先して様々な活動に取り組みたいです。その為にまずはイベント実績を増やし、いずれは競技シーンにも進出したいです。今後も配信活動を中心に様々な方面で、貢献や活躍を増やしていきたいですね!
――ありがとうございました!
RUGsでは『Apex』のみならず、様々なゲームコミュニティを支援しています。公式Discordサーバーでは大会やイベントを開きたい人、そして参加したい人に向けて、定期的にイベント告知や参加募集を行っています。
RUGsサーバーはコミュニティへの大きな支援となるのはもちろん、カジュアルにゲーマー同士が交流できる場でもあります。興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
RUGs公式Discordサーバー