6月11日(日)から日本で行われる『VALORANT』の国際大会「VCT Masters Tokyo」の開催に先駆けて、世界中のトッププロが来日し、日本サーバーに人気プレイヤーaspas選手が降臨。日本語を学んだり、ファンと交流したりと、話題を集めています。
「VCT Masters Tokyo」には、世界トップ12チームが出場。そのなかにはAMRICASリーグで優勝を果たしたチームLOUDも含まれます。LOUDは昨年のChampions 2022で優勝、今年3月のLOCK//IN São Pauloでは準優勝と、世界でも屈指の強豪チームであり、EMEA・FNATICに続く優勝候補として期待がかかっています。
そのなかで、aspas選手はジェットやレイズなどデュエリストを担い、チームを勝利に導く力強いキルをもぎ取るプレイヤーとして、国内からの人気も非常に高い選手です。
そんなaspas選手は早速日本サーバーでランクマッチ(コンペティティブ)をプレイ。6月8日の朝からは、日本チームZETA DIVISIONのDep選手と共にプレイするなど、注目を集めています。
特に話題を集めたのがファンとの出会いです。試合開始直後、aspas選手のファンである一般プレイヤーが「aspas?」と問いかけるとaspas選手は銃を上下に振って肯定、ファンはあからさまに息をのむような音をボイスチャットに乗せ、aspas選手も思わず吹き出しています。
このあと、ファンの配信にaspas選手がレイド(配信を見ている視聴者をそのまま他のストリーマーの配信に移動させる機能)するなど、粋な計らいも見せました。
またこのほか、『VALORANT』のコンペティティブでは試合開始時に「お願いします」とボイスチャットで挨拶をする文化が根付いており、aspas選手は日本語で「お願いしまーす、aspasでーす、どうぞよろしくー」と挨拶。
世界中からプロプレイヤーが集まることもあり、国際大会の期間中はスクリム(チーム同士の練習試合)をする場合が多いなか、aspas選手のようにコンペティティブをプレイするプレイヤーも今後増えてくるかもしれません。国際大会が日本で行われることで起きた、ほっこりするエピソードでした。