ストリーマーの加藤純一さんが率いるプロゲーミングチーム「ムラッシュゲーミング」において、特定の選手を誹謗中傷するような内容、いわゆるイジメ行為が起きていたことが判明。加藤純一さんが自身のTwitchで行った配信で対応などを語っています。
◆オーナー・加藤純一が憤りをみせる
「ムラッシュゲーミング」は加藤純一さんのポケットマネーで運営されているプロゲーミングチームであり、現在は『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』と『VALORANT』、2つの部門が本格的に始動しています。
『スマブラ』部門に所属するオムアツ選手が運営するDiscordサーバーにて、うめき選手に対する誹謗中傷が起こっているのではないか、その影響でうめき選手がここ数日ツイートなどもせず、大会も欠場しているのではないか、という噂がたっていたのです。
加藤純一さんは6月18日の配信で、そのような行為が行われていたことを事実であるとしました。また、これについてチームで8時間ほどの事実確認と話し合いの場を設けたことを明かし、サーバーを運営するオムアツ選手は管理下に置くと説明しています。
当該のサーバーには、うめき選手を除くムラッシュゲーミング『スマブラ』部門のメンバーや他プロプレイヤー、一部視聴者などが参加し、一部チャットではうめき選手に対する陰口が言われていたようです。そのほか大会運営を担うスタッフも(恐らくボランティアスタッフ)参加していたようで、うめき選手が記入したアンケートの内容を共有するなどしていたとのこと。
加藤純一さんはこれに関わった大会運営や他のプロプレイヤーは実名アカウントで謝罪して欲しいと呼びかけ、大会運営は退くべきであると主張。「一生懸命やっているプレイヤーも多いなかで、腐ったみかんがいるせいで関係ないところに飛び火する」と憤りをみせ、「そんな大会潰れるべきで、俺が新しい大会を作る」とまで話しています。
◆オムアツ選手は自主脱退と活動休止を表明
加藤純一さんの配信後、オムアツ選手も配信を実施。経緯の説明と謝罪をしています。まず、今回の件で加藤純一さんの「管理下に置く」という発言はあったものの、自主的にチームを脱退し、『スマブラ』活動についても当面の間、休止することを表明しました。
実際に行った内容に関しては、Discordサーバーや食事・カラオケなどの場でうめき選手の行動に対する愚痴や“いじるような”発言をしていたとしています。
また、うめき選手だけでなく誰に対してもいじるような風潮があったと説明。「うめき選手に対して純粋な悪意を持っていた人は少ない」や「自身へのいじるに寛容なため、うめき選手に対しても同じように扱って良いと思った」と釈明しつつ、それを規制せず野放しにしたことを謝罪しました。
なおこの件の発覚については、サーバーでうめき選手のなりすましが現れた際、視聴者が加藤純一さんにメールで問い合わせたことがきっかけであり、その翌日に加藤純一さんとメンバーに間で話し合いの場が設けられたとのこと。
加藤純一さんはうめき選手に対し、スタッフである鎌田氏を派遣。食事に連れて行くなどのケアを行っていた模様。うめき選手は「少しだけ元気」であると数日ぶりのツイートで報告しています。