『VALORANT』yay選手「今までで一番落ち込んでいる」チームは予選リーグで全敗―給与は慈善団体に寄付

月給を貰うに相応しくないと、自責の念に駆られています。

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『VALORANT』yay選手「今までで一番落ち込んでいる」チームは予選リーグで全敗―給与は慈善団体に寄付
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『VALORANT』のプロプレイヤー、yay選手は自身のTwitterで最近の成績について心情を吐露しています。

yay選手はVCT 2022において「OpTic Gaming」のメンバーとして活躍し、Stage 1 Mastersでは優勝、Stage 2 Mastersではベスト3、Championsでは準優勝と、安定した成績を残しました。yay選手は主にチェンバーを使い、精確なショットで確実に敵を倒すプレイイングが注目を集めました。

ところが、2023年から開始したインターナショナルリーグでOpTic Gamingがフランチャイズチームとして選ばれることはなく、チームは解散。crashies選手・FNS選手・Victor選手はチーム「NRG」へ、Marved選手はチーム「Sentinels」、そしてyay選手はチーム「Cloud9」へと、メンバーは散り散りになってしまったのです。

2022年OpTic Gamingのロースター(yay選手は右から二番目)

その後、yay選手はCloud9として2023年2月の国際大会「LOCK//IN São Paulo」をプレイするもベスト16に終わります。直後、yay選手はチームから脱退、4月からはChallengersチームである「Disguised」に所属し、インターナショナルリーグへ向けて活動。なおこのチームは、海外の著名ストリーマーDisguised Toast氏が運営するeスポーツチームです。

しかし、4月から行われているChallengers(NA)で成績が上向くことはありませんでした。チームは5戦の中で1度も勝つことができず、たった2マップしか獲得できなかったのです(試合はBo3で実施された)。今回のTwitterでの発言はこの結果を受けてのものと思われます。

yay選手は「人生でこんなに落ち込んだことはなかったと思う。チームで起きているミスは、99%ランクマッチプレイヤーのほうが上手くできるはずだ。「サラリーマン・プロフェッショナル(月額給与を受け取るプロプレイヤー)」であることが情けない。最後の給料を慈善団体に寄付するつもりだ 」と投稿。

2022年で華麗なプレイを見せたyay選手が使っていたチェンバーは2023年初頭に大幅に弱体化。守れる範囲がとても狭くなったことにより、競技シーンではほとんど使われることはなくなりました。この影響を受けてか、yay選手は今年ジェットを主に担当するも、チームを勝利に導くことはできませんでした。

チームメンバーやyay選手の今後については不明です。

《Okano》
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東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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