人気ストリーマーのささ(Sasatikk)さんが、自身を騙る“ニセモノ”の配信に注意するよう促しています。
さささんの投稿によると、偽の配信では、さささんの過去の録画データとチャットボットを用いて実際の配信を演出しているとのこと。また、主にサバイバルゲーム『Rust』の画面が使われているようで、これまで人気を博してきたスト鯖(ストリーマー専用サーバー)などで見慣れた景色が悪用されている模様。
この配信ではフィッシングサイトへ誘導されるURLが貼り付けられており、さささんは見かけたら通報するよう促しています。
このような配信は2010年代後半から海外を中心に問題となっており、今回のさささんと同じように人気ストリーマーやプロプレイヤーのプレイ映像とフィッシングサイトへ誘導URLを組み合わせ、アカウントを盗む手口には注意が必要です。
過去には『Counter-Strike 2』リリース前に「ベータアクセス権を付与する」と謳ったものや『グランド・セフト・オート6』の「先行アクセスをプレゼントする」といった、世界的な注目作品の名前を使った配信もみられます。
フィッシングサイトではSteamやTwitchなどのID・パスワードの入力が求められることが多く、少しでも違和感を覚えたら一度手を止めて、信用できるサイトかどうか見極めることが求められます。