事実誤認の指摘が相次いだ書籍「ゲームの歴史」が、一部フリマサイトやオークションサイトで定価以上の価格で販売されています。
「ゲームの歴史」は「コンピューターゲームの歴史をわかりやすく、文化的背景なども含めて網羅的に徹底解説」という触れ込みで2022年11月に発売。しかし発売後、SNSを中心に事実と異なる内容が指摘され物議を醸していました。本日(4月7日)には各書店へ販売中止の通達がなされ、講談社によると修正版の発売予定はなく、来週には購入者向けの告知をするとのこと。
これを受けてか、フリマサイト「メルカリ」などでは、本書が定価以上の価格で販売されるいわゆる“転売”行為が発生しています。定価の1,600円に対し約2倍の3,000円前後で取り引きされている模様。また、1巻~3巻のセット販売は10,000円前後で出品されています。
絶版が決定し実際の本として入手することは難しくなることは事実ですが、内容に誤りがある書物に価値があるかは不明です。