配信プラットフォームTwitchにて、不当な処遇を受けたユーザーが注目を集めています。
Twitchにて配信活動を行っていたSkumnutさんは、友人の配信に対し「死ぬまで蹴るぞ」とジョークを書き込みました。これは彼が『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』をキックのみでクリアするチャレンジを行っていた、という文脈のうえに成り立っており、言葉は悪くとも“ジョーク”でした。しかし、Twitchはこれを「暴力的な行為」と認識しアカウントを停止したのです。
SkumnutさんはTwitchに対して、これがジョークであるとの説明をしましたが、残念ながらそれが受け入れられることはなく、この処遇を不服と感じた同氏は「配信で性行為を行ったストリーマーは1週間のアカウント停止だったのに、私のジョークで永久BANはおかしい」と怒りの投稿をします。
彼の発言は文字だけ見れば暴力的なものであり、多少の処罰を受けることは想像できます。しかし、言葉は文脈と意味のうえで成り立っているものであり、それを無視することはおかしな話と言えるでしょう。
そんなSkumnutさんは、アカウント停止措置のあとにYouTubeに拠点を移し活動を継続。BANから6ヶ月経った今(つまり、Twitchへの異議申し立てが行えるタイミング)チャンネル登録者数は20万人を突破。結果としてTwitchは優秀なストリーマーを失っただけとなりました。