『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』の国内プロリーグLJL(League of Legends Japan League)は、プロチーム「Burning Core」のマネジメントスタッフによるポーチング行為が確認されたとして、チームへ30万円の罰金と、当該マネージャーへ2023年11月9日までの10ヶ月間、LJLへの一切の関与を禁止したことを発表しました。
本作のプロリーグにおいて出場チームの所属メンバーは、チームが提出し選手が承認したうえで、契約期間を含め「League of Legends Esports League-Recognized Contract Database」に記されています。
そのうえでポーチング行為とは、そのシーズンごとに定められた移籍期間の外において、FA(Free Agent=他チームと選手契約を締結することができる)状態にない、正式な契約によってチームに所属している(前述のデータベースに有効契約期間内としてリストされている)コーチやプレイヤーへ勧誘・雇用の提示をすることです。
一般的にポーチング行為は、あるチームが別のチームに対し、選手を保持する力を効果的に弱体化させる恐れがあるとされています。
LJLの発表によると、LJLに参加するチーム「Burning Core」のマネジメントスタッフが、チーム「Crest Gaming Act Academy」と契約期間中にあるPrimo選手へ、チームマネジメントを介さずにツイッターで直接的な交渉を試みました。Primo選手は交渉に対し、契約期間中である旨を伝え、不適切なコミュニケーションがあった旨を所属チームへ相談し、違反行為が発覚したとのこと。
Primo選手は自身のツイッターで「自分では分からなかった部分をチームに相談」したとし、貶めたい気持ちなどはないと投稿しています。なお、今回の件で公開されている情報ではPrimo選手に落ち度は全くないことがわかります。
「Burning Core」は公式サイトに謝罪文を掲載しています。