『Apex Legends』の競技シーン「Apex Legends Global Series(ALGS)」では、レジェンド「バンガロール」が、コントローラーによるエイムアシストのカウンターとして注目を浴びているようです。APAC NORTH地域におけるメタとして、海外メディアが報じています。
バンガロールは『Apex Legends』で最初期から登場しているオリジナルレジェンドのひとりであり、パッシブアビリティとして、スプリント中に被弾すると、移動速度が短時間向上するほか、戦術アビリティには「スモークランチャー」を装備し、発煙缶を高速射出し、着弾時の爆発で煙の壁を作り出します。
そしてこの「スモークランチャー」は、スモークに隠れることや、スモークを背後にして戦うことでエイムアシストが機能しなくなり、コントローラーを使用するプレイヤーが持つ優位性をかき消すことができるとして、注目を集めているのです。
なお、このバンガロールのピック率の高さは、APAC NORTH地域特有のものであり、各リージョンのレジェンドピック率を集計しているhrk氏の投稿によると、バンガロールのピック率はそれぞれ10%にも満たないEMEA・NA地域に対し、APAC NORTH地域では33.1%という高水準を保っています。
本作におけるコントローラーのエイムアシストの強さは度々話題に挙がるトピックのひとつであり、プロゲーミングチーム「DarkZero Esports」のPVPXコーチの投稿では、NA地域のキルリーダーの上位プレイヤー14名のなかで、12名がコントローラーを使用していると指摘しています。
現時点でエイムアシストへの弱体化のアナウンスはないなか、APAC NORTHが編み出したカウンター「バンガロール」。今後別の地域にも広がりを見せるのでしょうか。