ライアットゲームズは、対戦タクティカルシューター『VALORANT』の国内競技シーン「Challengers」へ参加する新たな方法を公開しました。従来と異なり、ゲーム内モード「Premier」を介する必要がある点に注意が必要です。
◆Challengersへ参加するならPremierへの登録は必須
ちょっぴり用語解説
Premier…最大7名のメンバーを組んで一定期間ごとに試合をするゲーム内モード
Challengers…『VALORANT』の国内競技シーンの総称
まず、2024年のChallengersに出場するためには、2024年1月8日~17日の間に参加資格を持つプレイヤーのみで構成されたチームをゲーム内で登録する必要があります。
また、2024年1月10日にする「Episode 8 Act 1」までにコンペティティブでイモータル3以上のランクに到達する必要があります。これによりコンテンダーディビジョン(ディビジョン=Premierにおけるランクのようなもの)となり参加資格を得ます。そのうえで、Challengers Open Qualifier(Challengersへの予選大会)に参加登録し、リーグ出場を目指して戦います。
なお、Challengersリーグへの年齢要件は16歳以上のほか、現役のプロ(Challengersリーグに出場するチーム/インターナショナルリーグチーム)はEpisode 8 Act 2以降のPremierに参加できないなどの制約があります。詳しくは公式ブログをご確認ください。
PremierとChallengersをつなぐ最初の年であるため、2024年のChallengers Stage 1のPremier登録は形式的なものと考えられます。将来的には、コンペティティブ(ランクマッチ)のプレイを必要とすることなく、コンテンダー到達が可能となる見込みです。
そして、Stage 1終了後には昇格・降格戦が行われます。
◆Challengersリーグにも昇格・降格が設けられる
上記画像の通り、Stage 1終了後、Stage 2への出場をかけて、ChallengersリーグのチームとPremierチームによる昇格戦が行われます(詳細は未発表)。
また、インターナショナルリーグチームがChallengerやGame Changersのチームとパートナー関係を構築するアフィリエイトパートナーシップを締結することが可能に。これにより、インターナショナルリーグのロスターに交代要員として登録されるプレイヤーが、ChallengersおよびGame Changersに出場できるのです(2Way プレイヤー制度)。
一方、プレイヤーレンタル制度では、アフィリエイトパートナーシップに縛られず、インターナショナルリーグのプレイヤーをChallengersおよびGame Changersに“レンタル”させることができます。ただし、2Way プレイヤー制度と異なり、当該のプレイヤーはレンタル期間が終了するまでは親チーム(インターナショナルリーグチーム)でプレイすることはできません。
ゲーム内からプロへ直結する「Premier」の進化と、ティア1とティア2の関わりは、『VALORANT』競技シーンに新たな変化をもたらすでしょう。