海外著名ストリーマーのeスポーツチームは約1億4000万円の損失を出している―チームには元OpTicの“yay”も在籍

これは想定の2倍の額であるとのこと。

e-Sports ニュース
海外著名ストリーマーのeスポーツチームは約1億4000万円の損失を出している―チームには元OpTicの“yay”も在籍
  • 海外著名ストリーマーのeスポーツチームは約1億4000万円の損失を出している―チームには元OpTicの“yay”も在籍
  • 海外著名ストリーマーのeスポーツチームは約1億4000万円の損失を出している―チームには元OpTicの“yay”も在籍

台湾やカナダを拠点に活動している著名ストリーマーの「Disguised Toast」氏は、自身が運営するeスポーツチーム「Disguised(DSG)」について、今年1年で100万ドル(約1億4000万円)の損失を出す見込みであることを公表しました。

ツイートでは「会計士と話したところ、DSGは想定していた額の2倍の損失があることがわかった」と投稿し、その額が100万ドルであることを明かしました。画像では、利益が全くない状況に対し営業外損失と一般管理費がかかっていることを示す図が添付されています。

同チームの『VALORANT』部門は、過去にOpTic Gamingのスタープレイヤーとして名を知らしめたyay選手が4月に加入しているほか、6月以降は同チームが新設する『リーグ・オブ・レジェンド』のチームが本格的に始動します。これを照らし合わせると、チームの動きに応じてその分費用がかさんでいることがわかるでしょう。

Ⓒ2023 Riot Games, Inc. Used With Permission

なお、『VALORANT』部門は「VALORANT Challengers 2023 North America」に出場するも0勝5敗という厳しい結果となり、インターナショナルリーグへの道は絶たれています。

5月上旬にはチーム運営について長文ツイートを投稿。チーム運営は自身のキャリアで最も難しいもののひとつであり、選択に多くの疑問があるとしつつ、チームを存続させる意思を示しています。

チームはDisguised Toast氏のポケットマネーで行われている事業であり、現在スポンサーなどは持っていません。eスポーツチームが苦境に立たされる例が多いなか、どのように運営されるのか注目が集まっています。

《Okano》
RUGs公式Discordサーバー開設!
参加はこちらから!

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

+ 続きを読む

編集部おすすめの記事

e-Sports アクセスランキング

  1. 「AIにゲームを実況・解説させる」動画が話題に…しかし海外eスポーツキャスターたちは否定的、「よく言えば模倣、悪く言えば窃盗」と痛烈な批判も

    「AIにゲームを実況・解説させる」動画が話題に…しかし海外eスポーツキャスターたちは否定的、「よく言えば模倣、悪く言えば窃盗」と痛烈な批判も

  2. 大会参加中に「Discord」を通じて助言を受ける…『シャドウバース』公認大会での不正行為に計12名が厳重処分

    大会参加中に「Discord」を通じて助言を受ける…『シャドウバース』公認大会での不正行為に計12名が厳重処分

  3. ZETA DIVISION「メルトン」さんが“厄介”扱い?『レインボーシックス シージ』に実装された「評価システム」でプレイヤーの素行が試される

    ZETA DIVISION「メルトン」さんが“厄介”扱い?『レインボーシックス シージ』に実装された「評価システム」でプレイヤーの素行が試される

  4. ZETA・Laz選手は、どんな経緯でIGLになったのか…そして表情が豊かになった?―TS戦後に話す「チームが成長する喜び」【インタビュー】

  5. DetonatioN FocusMe(DFM)がCrazy Raccoon(CR)との業務提携を発表…課題であったインフルエンサービジネス拡大を目指す

  6. 加藤純一がオーナーを務める「ムラッシュゲーミング」の『スマブラ』部門で“イジメ”が発覚―大会運営スタッフも関わって陰口を叩く行為に憤りをみせる

  7. 『LoL』プロチームスタッフによる「ポーチング行為」が発覚、罰金と10カ月間のプロリーグ関与が禁止へ―そもそもポーチングとは

  8. 『LoL』日本リーグ(LJL)がPCSへ加入…日本から世界大会(MSI・Worlds)への直通ルートがなくなる一方で、チャンスが広がるとの見方も

アクセスランキングをもっと見る

page top