『VALORANT』国際大会、日本勢・DFMは初戦敗退―Reita「まずは基礎を勉強し、土台を作るところから」【合同インタビュー】

DFMはEMEA・Giantsに対してマップスコア0-2で敗北。試合後に行われた合同インタビューの様子をお届けします。

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『VALORANT』国際大会、日本勢・DFMは初戦敗退―Reita「まずは基礎を勉強し、土台を作るところから」【合同インタビュー】
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2月14日(火)より開幕した『VALORANT』の国際大会「VCT LOCK//IN」にて、日本チーム「DetonatioN FocusMe(DFM)」が、EMEA・Giantsに対してマップスコア0-2で敗北。今大会からの敗退が決まりました。

公式大会としてはロースター結成から初めての戦いとなったDFM。1stマップ:ヘイヴンでは、xnfri選手が1v2クラッチを決めるなどの見せ場があったものの、Giants側の的確なアビリティーによって苦戦を強いられ、ラウンドスコア4-13で敗北。ピックマップを落とします。

Seoldam選手がtakej選手に交代して挑んだ2ndマップ:アイスボックスでは、Giantsの徹底した前詰め対策によって思うようにラウンドを取れず、Anthem選手が土壇場で見せたACEなどで対抗しますが、ラウンドスコア7-13で敗北。マップスコア0-2で惜敗となりました。

公式配信のインタビューに登壇したxnfri選手は悔しさを見せ、Giants側のスローテンポなど緩急のある動きに対して対抗できなかったと語り、今後チームとして成長していける自信はあると意志を見せました。

下記にて、試合後に行われたプレスカンファレンスの模様をお届けします。

――どのような作戦でGiants戦に挑み、どのような点がかみ合わなかったのでしょうか。

Melofoviaコーチ:EUとアジアとではプレイスタイルが異なる点は意識していました。Giantsの過去の試合は確認していましたが、数ヶ月前の試合だったので、そのときとスタイルを変えてプレイしているように感じました。タイムアウトでは相手のスローテンポな攻撃への対応について話すなどしましたが、ピストルラウンドが取れなかったことや、ボーナスラウンド(※ピストル敗北後のフルバイラウンド。3rdラウンドなど。)で削られてしまったことなど、ミニゲームでのミスがあったと思います。

――スクリムなども含めて、今回の大会はチームにとってどのような経験になったと考えていますか?

Melofoviaコーチ:フランチャイズではないチームを含め、ブラジルチームなどとスクリムをすることができました。アジアではフランチャイズチームの中でもフィジカルは負けず劣らずだと思いますが、今回のGiantsはシェリフなどもとても強かったですし、世界レベルのフィジカルをわかったかなと思います。ピストルやボーナスなど、基礎をしっかりしていれば厳しい状況には追い込まれなかったので、今の段階では一番問題点だと思います。これも良い経験にして練習を積んでいきたいです。

――Suggest選手はDetonatioN Gaming White(DFMの旧称)から残った唯一のプレイヤーですが、新しいメンバーとの馴染みや協力関係はいかがですか?

Suggest選手:チームとしてオフラインの国際大会を経験するということが最優先事項でした。今回得た経験を元に、ゲームに落とし込んで行きたいと考えています。

――アイスボックスでは必須と言われているセージをピックしなかったことに驚いたのですが、どのような意図があったのでしょうか。

Suggest選手:確かにその通りですが、セージと比べてKAY/Oは、多くの情報を我々に与えてくれると考えています。

――日本のリージョンが他のリージョンに対してなにが不足していると感じますか?

Anthem選手:Giants戦を通じて、オフライン大会での経験値の差が大きく、戦術やフィジカルは劣っていないと思いました。経験値の差だけだと、僕は思っています。

――2023年のリーグに対してどのような準備をしていきたいと思いますか?

Reita選手:今回のブラジルではEUチームなども含めてスクリムをできました。EUチームの戦略などを自分たちに取り入れることもできると思うので、基礎的な部分から勉強し、土台をまず作ることがスタートだと思います。基礎的な理解をみんなで高めていくことが必要だと思います。戦術についても、自分たちの動きで精一杯になって、作戦のようなものをできていないところがあります。もっと手札を増やしていくように、練習していきたいと思っています。


昨年の「Riot Games One」を含め、未だに白星をあげられていないDFM。今後チームとしてどのように成長できるのか、インターナショナルリーグへ向けた調整が求められます。

《Okano》

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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