『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのプロプレイヤーであるMkLeo選手が、最近の戦績低迷を「気にしていない」ことを自身のX(旧Twitter)で語っています。
MkLeo選手は『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』時代から数年に渡って幾度となく世界大会で優勝するなど、世界最強と言って差し支えない戦績を積み重ねてきました。ところが2023年は安定せず、ベスト17で大会を終えることもしばしば。
この最近の成績についてMkLeo選手は、自身の戦績を揶揄する声に怒るファンに対し「とても感謝している」としつつも、自身は「本当に気にしていない」と説明しました。
また、競技を始めた15歳から現在の23歳に至るまでの間を振り返りつつ「人生が大きく変わった。本当に治安の悪い危険な場所に住んでいたが、家族とともにメキシコシティで最高の場所に引っ越すことができた。どんなトロフィーにもかえられない素晴らしい友人や、素晴らしい女性とも出会った」と、『スマブラ』によって大きく人生が変わったことを語りました。
そして、「人生のある場面では、勝つことがすべてだった。勝たなければ、人生は変わらなかったから。でも今僕は自分のすべきことをしながら、自分の人生を楽しみたいんだ」と、競技プレイヤーとして視点が変化したことを明かしています。また、自身の戦績を揶揄するような動画などを作る人間に対し「そんなことで時間を無駄にしないで欲しい。もしそれで君が喜んでいるなら、僕はとても同情する」と皮肉りました。
MkLeo選手の絶対的な勝利が見られないのは寂しく思えるかもしれませんが、競技人生を重ねるにつれてプレイヤー毎に目指すべきものは変化していくというわけです。