VTuberグループ「あおぎり高校」を運営するviviONは「誹謗中傷対策委員会」を設置したことを発表しました。また「ぶいすぽっ!」を運営するバーチャルエンターテイメント、Brave groupと連携体制を構築することもあわせてアナウンスしています。
同社は、誹謗中傷やつきまといなどの攻撃的行為はメンバーの業務や生活を脅かす恐れがあるだけでなく、円滑な事業運営やファンコミュニティにネガティブな影響を及ぼすとし、組織的な対策を講じるために「誹謗中傷対策委員会」を設置することにしたと設立の意図を説明しています。
また、次世代 Virtual eSports プロジェクト「ぶいすぽっ!」関連の誹謗中傷対策に取り組むバーチャルエンターテイメント、Brave groupと連携体制を構築することも発表しました。
「ぶいすぽっ!」も同様に誹謗中傷対策委員会を設置しており、10月12日には誹謗中傷・プライバシー侵害を行った人物との間で、損害賠償金(116万4,300円)の支払いを含む示談が成立したことを報告しています。10月31日から11月5日まで開催中の「ぶいすぽっ!学園文化体育祭」でも、開催直前にイベント開催を妨害する旨のメールが届くなど、たびたび攻撃的行為と戦っています。
「ホロライブ」を運営するカバーや「にじさんじ」のANYCOLORなど、VTuberグループを運営する各社が誹謗中傷への対策を強化しています。