『レインボーシックス シージ』の北米大会にて、とあるプレイヤーが父親の訃報を受けて急遽試合に出場できなくなる事態に。そこに駆けつけたのが、引退したプロプレイヤー“Beaulo”選手でした。
◆元チームメイトのピンチに駆けつける
事の発端は、9月29日未明に行われたWildcard Gaming(WCG) vs DarkZero Esports(DZ)の直前、WCGに所属するMerc選手のもとに父親の訃報が届きました。WCGの公式X(旧Twitter)では、代打としてBeaulo選手が出場されることが発表されました。
彼は試合の前に「昔のチームメイトのためにできることはこれくらいしかない。辛いであろうMercのことを思い、祈っているよ」と投稿しています。Merc選手とBeaulo選手は、前述のSix Invitational 2022で優勝した際のチームメンバーでもあるのです。
ストリーマーとしての人気も高いBeaulo選手は、2019年に名門「TSM」でプロデビューを果たし、2022年2月の「Six Invitational 2022」では死闘を制しチームを優勝まで導きました。2023年1月にはプロを引退し、コンテンツクリエイターとして『シージ』コミュニティに貢献。先日行われた東京ゲームショウ2023にもゲストとして来日していました。
残念ながらこの試合は、マップスコア2-1でWCGは敗北。10月末に行われる「BLAST R6 Major Atlanta 2023」への出場かけたLCQへ進みます。