インテルの次世代CPUの足音は、すぐそこまで迫ってきています。
インテルが9月に開催予定のイベント「Innovation」にて、次世代CPUとなる「Meteor Lake」を発表予定であることが同イベントのアジェンダより判明しました。
15年ぶりの「Intel Core Ultra」へのリブランドを果たした「Meteor Lake」ですが、間もなくその詳細が明らかになろうとしています。
一足はやく発売された「AMD Phoenix」に勝負を挑む!
「Meteor Lake」は現行の第13世代Coreプロセッサ(Raptor Lake)の後継となる次世代CPUで、第12世代からの高性能コア(Pコア)と高効率コア(Eコア)による組み合わせからなる「big.LITTLE」を引き続き採用しています。
加えてAI処理を行うSoC型チップが追加されるなど高機能化が進められるとともに、発熱などに影響するプロセスルールも新しい「Intel 4」(7nmプロセス)に更新されるなど、前モデルからどれほど性能向上を果たせるかが注目されています。
一方、AMDは最新モデルとなるモバイルRyzen 7000番台を既に発売済みで一歩先んじた形となっており、インテルとしては「Meteor Lake」で巻き返しを図れるかが鍵といえます。「AMD Phoenix」は最上位となる7940HSでRDNA3アーキテクチャのGPUよりユニットを12CU (768 SP)搭載し、その処理能力は最大4.3 TFLOPS。対する「Meteor Lake」はXe-LPGアーキテクチャの処理コアを8コア搭載し、その処理能力は4.5 TFLOPSとやや優位。もちろん、純粋な処理性能のみならずノートPCでのバッテリーの持ちに直結する省電力性能も注目したい部分です。
エアコンの効いた部屋でデスクトップPCを駆使してゲーム三昧というのもいいですが、ゲーミングノート片手に旅先でゲームを楽しむのもまた乙なもの。次世代CPU「Meteor Lake」が明らかになるまで、あと1ヶ月ほどです。
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