任天堂から1998年に発売されたゲームボーイ向け周辺機器「ポケットカメラ」。Modder兼“ポケットカメラ写真家”のChristopher Graves氏が、本ソフトを通常のゲームボーイカートリッジサイズへの改造に成功したことを報告しました。
コンパクトサイズなポケットカメラを実現!
「ポケットカメラ(海外名:Game Boy Camera)」は1998年に発売。撮影した写真の加工やミニゲームなども可能なソフトウェアが内蔵されています。その独特な性能には今でも海外を中心に愛好家がいて、Graves氏は他の写真家メンバーとクラブを設立しているようです。
今回公開された「Game Boy Mini Camera」は、iPhone XRのレンズを流用したほか、コンパクト化に向けて友人の作成したカスタム基盤などを使用。このプロジェクトに関する一連の投稿では、初代ゲームボーイで起動する様子やレンズによる違いなどを紹介しています。
過去にはゲームボーイポケットを基にした一眼レフカメラ風ガジェットも
また、Graves氏は2022年にゲームボーイポケットを一眼レフカメラ風に改造したガジェット「Game Boy Camera M1」なども公開。同氏のホームページでは、これまで開発・設計してきた多くのプロジェクトについても紹介されています。
今回の「Game Boy Mini Camera」について、投稿から多くの人々から仕様や今後の予定についての質問が寄せられています。その中で、あくまで個人的なプロジェクトなので本機器を販売する予定はないものの、このデザインを使用できるファイルを公開する可能性があることを述べているようです。