千葉県・幕張メッセで開催された『VALORANT』の国際大会「VALORANT Champions Tour(VCT) 2023 Masters Tokyo」にて、EMEAチーム「FNATIC」が「Evil Geniuses」を倒し優勝を収めました。「VCT 2023: LOCK//IN São Paulo」に続く2度目の国際大会優勝であり、これは『VALORANT』競技シーン「VCT」設立以来初の快挙となります。
FNATIC vs Evil Geniuses
1stマップ:ロータス 13-8
2ndマップスプリット 13-11
3rdマップ:バインド 14-12
EMEAリーグを無敗で勝ち上がったものの、後のリーグ内プレイオフでTeam Liquidに破れ2位という結果でMasters Tokyoを迎えたFNATIC。Boasterは開催前の記者会見では「敗北から学ぶこともある」と語っていましたがその通りで、Upper BracketでNRG、PRXを倒し、グランドファイナルに進出。
グランドファイナルで相対したのは一度Upper Bracketで勝利したEG。EGはAMERICASリーグの開幕当初は戦績が振るわず、リーグ内6位というまずまずな結果。しかしその後Demon1選手を筆頭に素晴らしい連携力と強さをもってトーナメントを勝ち上がり、グランドファイナルで再びFNATICにリベンジを果たす機会を得たましたが、一歩及ばず敗北を喫しました。
この勝利によって史上初の国際大会2連覇となったFNATICは、8月にロサンゼルスで行われるVALORANT Champions 2023にも出場を内定しています。初の国際大会3連覇に向けた期待が高まっています。