中国国営メディアは、『原神』や『崩壊』シリーズで知られるmiHoYo(上海米哈游网络科技股份有限公司)が、第15回“(中国の)文化発展に寄与した企業トップ30”の一つに選ばれたことを報じました。
miHoYoの2022年度売上高は約5,300億円に
本リストは、「全国文化企業トップ30(全国文化企业30强)」と題して、中国国営メディアの光明日報ならびに経済日報を通して公開されているものです。第14回目でもリスト入りを果たしたmiHoYoですが、今回は同社の名前だけでなく2022年度の経営状況も掲載。2022年度の売上高は273億4,000万元(約5,300億円)、純利益は161億4,500万元(約3,150億円)であり、同年末時点での純資産は374億200万元(約7,300億円)になるとのことです。
なおリストではmiHoYoについて、「中国インターネット企業トップ100」や「国家文化輸出重点企業」などに選ばれている点を紹介しているほか、「海外プレイヤーが中国を理解するための窓口を作った」としています。
リストにはmiHoYo以外のゲーム関連企業も
また、リストにはPerfectWorld(完美世界股份有限公司)の名も存在。こちらは『Counter-Strike: Global Offensive』の中国向けリリースに携わっている企業であり、中国の無形文化遺産“秦腔”をリスペクトしたゲーム内ミュージックキット「花脸(Painted Face)」をリリースしたことが紹介されています。