Respawn Entertainmentはウィスコンシン州マディソンに新たな開発拠点「Respawn Wisconsin」の設立を発表。『Apex Legends』の開発における中核を担う存在となるようです。
スタジオディレクターには、かつてRaven Softwareで『コール オブ デューティ』シリーズへの開発支援や、Epic Gamesでのエンジン開発などの経験を持つライアン・バーネット(Ryan Burnett)氏が就任しています。
これに伴い行われた海外メディアへのインタビューによれば、Respawn Wisconsinは『Apex Legends』におけるライブサービスの開発を主に担うと語られています。
また、ディレクターのスティーブン・フェレーラ(Steven Ferreira)氏は、同作を「10年から15年続くフランチャイズであると信じている」と発言し、スタジオの設立が長期的な視点で良い効果をもたらすことが期待されています。
しかし、この発言に対してコミュニティの一部には否定的な見方もあるようです。海外掲示板Redditでは、まずはサーバーの問題を解決するべき旨の投稿が注目を集め、色を変えただけのスキンなど課金システムに対する指摘も投稿されています。
一方で、他のタイトルと比較してサーバーの問題は軽いものであるという意見も見られます。最新のシーズン16ではクラスが刷新されたほか、チームデスマッチなどのバトルロイヤル以外のゲームモードを常時楽しめるプレイリストの追加など、本作におけるQoLは着実に向上していることも事実です。
『Apex Legends Mobile』のサービス終了や品質管理スタッフ200人の解雇など、本作に関連する不穏な動きが見られていましたが、新たな開発拠点の設立がプレイヤーにとってどのような良い影響を与えてくれるのでしょうか。もはや慣れ親しんだサウンドの不具合や、競技シーンでのサーバークラッシュによる試合中断など、課題は多くみられます。