ウクライナ在住の『Apex Legends』プロゲーマー、ロシアによる軍事侵攻の影響でロースターから脱落

彼らは2021年から同じロースターでプレイしてきました。

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ウクライナ在住の『Apex Legends』プロゲーマー、ロシアによる軍事侵攻の影響でロースターから脱落
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グローバルプロゲーミングチームPioneersは『Apex Legends』部門のロースターにZaine選手が加入することを発表。ウクライナに住むMax-Strafe選手は、ロースターから脱落しました。その理由は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻にあるようです。

Pioneersはヨーロッパ圏で活動するチーム。今年1月にロンドンで行われた国際大会「ALGS: 2023 Split 1 Playoffs」へ出場した際も、Max-Strafe選手はロシアの軍事侵攻による影響で出国ができず、代打の選手を一時的に迎え入れて臨んでいました。

なお、他のメンバーであるSirDel選手(イギリス)とGnaske選手(デンマーク)とは2020年からのチームメイトであり、一時は別のチームになることはあったものの長い時間を共にしたトリオだったようです。Max-Strafe選手はロースターからの脱落した唯一の理由として、ロシアの侵攻によってウクライナからの出国が叶わず国際大会へ出場できないことを挙げ、チームメイトに感謝とエールを送っています。

侵攻直後には『VALORANT』や『Apex Legends』のトーナメントが延期されたほか、昨年12月にはウクライナに住む『Apex Legends』の選手が、ロシア軍の攻撃により電力が安定しないことから病院から試合に参加するなど、1年以上続くロシアによるウクライナへの軍事侵攻はeスポーツシーンにも少なくない影響を及ぼしています。


《Okano》
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東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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