「まだまだ強くなれる」トーナメントを通じて成長したチームの強みとは?―VALORANT Challengers Japan優勝を決めたFENNEL【合同インタビュー】

国内優勝を決めたFENNELへの合同インタビューをお届けします。

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「まだまだ強くなれる」トーナメントを通じて成長したチームの強みとは?―VALORANT Challengers Japan優勝を決めたFENNEL【合同インタビュー】
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『VALORANT』の国内大会「VALORANT Challengers Japan 2023 Split 1 Playoff Finals」の決勝戦にて、FENNELがマップスコア3-0でCrazy Raccoonを下し勝利。国内王者の座をものにしました。

若きプレイヤーが集まったFENNELはMain Stageは4位という結果であり、PlayoffはLower Bracket Quarterfinalsからのスタート。BO5を通じてNORTHEPTION、Sengoku Gaming、SCARZを倒し、最後に決勝戦でCrazy Raccoonを倒しました。

本稿では、国内優勝を決めた直後のFENNELのプレイヤーとmltdwnコーチに向けて行われた合同インタビューの様子をお届けします。

――優勝した今の心境を教えてください

SyouTa選手:13ラウンド目取れた瞬間は「やった!」とかではなく「マジか」という驚きの感情しかなかったです。

CLZ選手:長い間VALORANTを頑張ってきて、こんなにも早く優勝できるとは思っていなくて、本当に楽しかったです。ありがとうございます。

hiroronn選手:優勝した瞬間は信じられない思いで唖然としていましたが、本当に嬉しいです。

JoXJo選手:違うチームでの2回目の国内優勝はこれまでになかったことで、自分にとって特別な経験でした。

Xdll選手:最初は実感が沸かなかったんですが、みんなが喜んでいるところを見て喜びがこみ上げてきました。

――予選を経てCR相手にストレートで勝利しました。勝利のポイントはどんなところにあったのでしょうか?

mltdwnコーチ:練習通りにやればうまくできると思っていて、どのマップでも勝てる自信はありました。ストレートで勝てたのも、準決勝でオフラインに慣れることができたのも、練習通りに落ち着いてプレイできた要因です。

――本番の試合ならではの緊張感などを課題と以前のインタビューで仰っていましたが、どのように解決していったのでしょうか。

CLZ選手:僕たちにとってその問題はとても大きくて、大会では緊張していつも通りできなかったんです。何故改善できたかは正直わかっていないんですが、みんな落ち着いてコールをしていて、たまに焦るときもありましたがそれでも声をかけあって持ち直したことが、勝利につながったと思います。

――今回のプレイオフを通じてチームとしてどのように成長できたと感じていますか?

CLZ選手:初めてのオフライン含めて全てが貴重な経験でした。オフラインでも勝てるというのがわかりました。

――今回の戦いで最も良かった場面を教えてください。

SyouTa選手:アセントでACEをとった場面が良かったです。

CLZ選手:良い場面が何一つ思い浮かばなくて(笑)ただチームの中での連携はうまくいっていたと思います。

hiroronn選手:スプリットの最後の2キルが印象に残っています。自分たちが12ラウンドとったあとでも焦らずにマルチキルをとれたことは大きかったと思います。

Xdll選手:フラクチャーのエコラウンドでずっと耐えて4キルをとったのが印象的でした。

JoXJo選手:自分がキルするシーンだけでなく、チームとして相手の動きを読んで思い通りに勝つことができたのがとても嬉しく思います。

――Xdll選手とhiroronn選手は若くして多くのチームを渡り歩いていますが、初期から振り返った今の心境と今後の展望を教えてください。

hiroronn選手:去年はZETA DIVISION ACADEMYで経験を積んでFENNELに加入し、プロとしてオフラインの場で日本で優勝できたことを嬉しく思っています。このままFENNELでインターナショナルリーグに行くことを目標にSplit 2頑張りたいと思います。

Xdll選手:BLUE BEES、ZETA DIVISION、SCARZ、FENNELとずっと周りに恵まれています。実感できるほどに成長できていて嬉しいです。Split 2で優勝し、インターナショナルリーグへ行けるように頑張りたいです。

――3マップのうち2回のMVPを獲得されていますが、今の心境はいかがですか?

hiroronn選手:昨日はそこまで調子が良かったわけでなく、今日は昨日よりも冷静に挑むことができて良かったです。2回MVPを取って自分が強かったから勝てたように思えますがそうではなくて、全員のおかげで勝ったと思っています。

――今の自分たちの強み、克服したい弱点などあれば教えてください。

mltdwnコーチ:アセントもそうでしたが、攻撃のテンポ感はまださらに修正可能な領域だと思っています。僕らの目標はアセンショントーナメントで勝ってインターナショナルリーグへ行くことなので、そのために強くなっていきたいと思います。強みは、チームの基礎がしっかりできあがったところだと思います。ウクライナにはJohntaコーチがいて、基礎を学んでいって、そこからさらにバリエーションを広げている段階です。まだまだ強くなれると思います。

――今後の意気込みを教えてください。

CLZ選手:Split 1の優勝は通過点だと思っているので、ここで優勝したからといって気持ちを切らさずに絶対インターナショナルリーグに行きたいと思います。

――最後にファンへ一言お願いします。

CLZ選手:僕たちだけの力では、ここまで来られていなかったと思います。みんながくじけそうなときも、ファンのコメントを読んで頑張ることができて、この優勝につながったと思います。本当にありがとうございます。


Main Stageを戦い抜きPlayoffで大きな成長を遂げたFENNELは、4月13日(木)からスタートするSplit 2 Main Stageから出場します。Crazy Raccoonと共にどのような伸びしろを見せてくれるのか、期待が高まります。

《Okano》
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東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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