新オペ「GRIM」はハチで敵を追跡するベテラン兵士ー『レインボーシックス シージ』Y7S3「Brutal Swarm」発表

新攻撃オペレーター「Grim」や、過去のイベントマップ「スタジアム」が通常のマッププールに追加されるほか、EMPインパクトグレネードが登場します。

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新オペ「GRIM」はハチで敵を追跡するベテラン兵士ー『レインボーシックス シージ』Y7S3「Brutal Swarm」発表
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ユービーアイソフトが手掛けるタクティカルFPS『レインボーシックス シージ』。新たなオペレーター「Grim」や、過去のイベントマップ「スタジアム」のカムバック、新たなサブガジェット「EMPのインパクトグレネード」の追加、LMGを含むバランス調整が実施されるイヤー7シーズン3「Operation Brutal Swarm」が発表されました。

※本稿の数値などはテストサーバー時点でのもの。ライブサーバーへの実装時には仕様などが変更される可能性があります。

ハチで敵を追跡する「Grim」

新たに登場する「Grim」は、射出型のガジェット「カワンハイヴランチャー」を持つ、スピード3・アーマー1の攻撃オペレーターです。「カワンハイヴランチャー」は壁や床、天井にキャニスターを射出すると、そこから無数のハチのようなマイクロドローンを放つキャニスターであり、マイクロドローンの範囲内にいる防衛オペレーターの位置を赤ピンで示します。テストサーバー時での装填数は5つ。

マイクロドローンが放出している様子
マイクロドローンに追跡されている様子

ハチが滞留している範囲内では常時赤ピンで追跡され、範囲外に出るとJackalのアイノックスのように一定時間ごとに赤ピンで位置が示されます。ハチにまとわりつかれるようなビジュアルとなるほか、ハチの飛ぶ「ブーン」という音が聞こえます。

使い方としては、敵のいそうな場所にランチャーを撃ち込むことで視認せずともクリアリングができるという代物。細かい場所に敵がいるかいないかなどの情報を取ることができるため、終盤で拠点を攻める場面や、スピーディな攻撃でクリアリングを簡略化するといった活用方法が期待できます。

なお、ランチャーから発射されてからマイクロドローンが放出されるまでに数秒のタイムラグがあるため、その間に逃げることも可能であり、インパクトグレネードやニトロセルで破壊することもできます。Vigilのエレクトロレンダリングクロークで隠れることも可能です。また、LionのEE-ONE-Dへの対策と同様に、Muteのシグナルディスラプターで解除することもできます。ただし、銃撃や近接攻撃で破壊することはできません。

ロードアウトは、メインアームに、Iqと同じアサルトライフル「552 COMMANDO」と、Docなどと同じショットガン「SG-CQB」。サイドアームにはHibanaやGoyoと同じハンドガン「P229」を持ち、サブガジェットにはブリーチングチャージとクレイモアから選択できます。

Thatcherよりも便利な側面もある「EMPインパクトグレネード」

そして、攻撃オペレーターに向けた新たなサブガジェットとして、「EMPインパクトグレネード」が実装されます。これは着弾した瞬間に防衛側の電子ガジェットを一時的に無効化するもので、ThatcherのEMPグレネードよりも効果範囲が狭く、効果時間が短いものの、狙った場所に的確に投げることができるという点で優れています。2つ持っており、ThatcherがBANされた試合などでは重宝するでしょう。EMPインパクトグレネードを所持しているのは、Montagne・Dokkaebi・Nokk・Gridlock・Sledge・Lion・Osaの7名。

「スタジアム2021」のカムバック

また、過去のイベントモード「Road To S.I.」でのみ登場してきたマップ「スタジアム2021」が、ランクマッチなどのマッププールに追加されます。既存マップ「国境」と「海岸線」を組み合わせたような構造をしたこのマップは、スポーン位置や明るさなどの調整が施されているとのこと。

その他の調整

ランクマッチ・アンランクにおけるマップバンが、3マップから5マップに増え、互いのチームがそれぞれ1マップをバンし、残った3マップからランダムに選ばれるようになります。

銃のリコイルシステムが見直され、PCとコンソールでは別々のものになる模様。これに伴い、PC版ではアサルトライフルやSMG、LMGなどのリコイルが全体的に強くなっており、とりわけ、LMGは30発以上連射すると急激にリコイルが強くなります。これまでのように、とりあえずLMGで弾幕を張っておくという戦い方が難しくなったかたち。銃のアタッチメントも見直され、これまで高倍率と等倍の間の倍率サイトがなかったものが補充されたり、多くの銃にコンペンセイターやフラッシュハイダー、アングルグリップが追加されるほか、サプレッサーによる威力減少がなくなります。一部のオペレーターに関する調整も実施され、特に猛威を振るっていたFinkaはフラググレネードをスモークグレネードに置き換えられたほか、LMG「6P41」から2.5倍サイトが削除されました。

また、プレミアムバトルパス保持者のゲーム内ストアディスカウントが復活し、10%オフでの購入が可能となります。Ubisoft Connectの同プラットフォームでプレイするフレンド(90日以上フレンドであることが必要)に、プレミアムバトルパスをギフトすることも可能となります。


『レインボーシックス シージ』は、PlayStation5、Xbox series X|S、PlayStation4、Xbox One、PC向けに発売中。サブスクリプションサービス、Xbox Game Pass、Ubisoft+にも対応。イヤー7シーズン3を先行プレイできるPC向けテストサーバーは8月23日から稼働し、ライブサーバーへの実装は9月7日が予定されています。

《Okano》
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東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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