トルコ・イスタンブールにて9月に開催される、年に一度の世界王者の座をかけて争う「VALORANT Champions 2022」。その最後の出場権をかけた最終予選「VALORANT East Asia Last Chance Qualifier(LCQ)」が各地域で進行中です。
日本が属するEast Asia地域では、日本から出場する「REJECT」「NORTHEPTION」「Crazy Raccoon」の3チームがベスト6として最後のチャンスを握り続けるという嬉しい展開になっていますが、一方のNA地域では、あるチームの敗退が決定しました。
そのチームは「Sentinels」。Sentinelsは、『CS:GO』の競技シーンで活躍を見せ、ストリーマーとして絶大な人気を誇ったレジェンドプレイヤー「shroud」選手が今年7月上旬に現役プレイヤーとして加入したことが大きな話題となりました。
SentinelsがLCQへ挑む最初の戦い、つまりshroud選手が復帰した初の公式戦では、60万人以上が見守るなど大きな話題を集めましたが、「The Guard」にオーバータイムの末敗北し、ローワー(敗者)ブラケットへ転落。続く「Shopify Rebellion」ではマップスコア2-0で勝利を収めるも、日本時間8月12日(金)に行われた「100 Thieves」との戦いに破れ、LCQから去ることが決定しました。
試合内容は拮抗したもので、3rdマップ:ヘイヴンでも、差をつけてマッチポイントを取られるものの、最終的には11-13と、あと一歩及ばずという結果に。
shroud選手はこの結果に満足いっていないような顔文字「:(」をツイッターへ投稿。チームの公式のツイッターからは「レジェンドプレイヤーとしての期待にふさわしく、そんな顔をしないで」と激励の言葉がリプライされています。また、敗退はしたものの、前向きなツイートを投稿しました。
shroud選手は今後の状況によってはプロプレイヤーとして活動を続けていく考えをたびたび過去の配信で示しており、LCQを敗退したSentinelsのロースターがどのような変化を迎えるのかと共に、注目を集めています。そして、今回Sentinelsをくだした100 Thievesのほかには、The Guard・FaZe Clan・Cloud9がLCQベスト4として生き残りました。どのチームがChampionsへの切符を勝ち取るのでしょうか。