2月3日(金)からイギリス・ロンドンにて開催中の『Apex Legends』の国際大会「Apex Legends Global Series(ALGS)Split 1 Playoffs」では、コーチの座る“椅子”に注目が集まっているようです。
この大会は、世界各地域から40チームが集結し、2023年夏に予定されている年間王者を決める国際大会「ALGSチャンピオンシップ」へのグローバルポイントと、総額約6億5千万円(500万ドル)の賞金を巡って争います。
日本が属するAPAC NOETH地域からはCrazy RaccoonやFNATIC、NORTHEPTIONといった人気チームが出場中。Day1の初戦ではFNATICがチャンピオンを獲得するなど、幸先の良いスタートを切っています。
そんな中で、NAのチーム・DarkZero EsportsのPVPXコーチのツイートが注目を集めています。それは、コーチ陣が座ることになる“椅子”です。
選手たちがプレイする後ろにはコーチが座り、試合間のインターバル中にコミュニケーションを取ったり、チャンピオンを取った後は喜びを分かち合ったりします。
その椅子が、前回よりも(ほんのちょっとだけ)アップグレードしていると、PVPXコーチは述べているのです。あまりに嬉しかったのか(恐らく皮肉だが)、PVPXコーチはツイッターのアイコンをその「ちょっと良い椅子」にしています。
PVPXコーチは過去、別タイトルの国際大会である「VALORANT Champions 2022」を視聴しながら、『VALORANT』と『Apex Legends』のコーチが座る椅子を比較する投稿もしています。
『VALORANT』の公式国際大会では、コーチに専用のブースが与えられ、2台のモニターと、資料の確認やメモに便利なデスク、そしてゲーミングチェアがしっかりと用意されているのです。一方の『Apex Legends』のコーチに用意されるのは、選手の背後に置かれたたった一つの椅子のみ。
20チームが一度にプレイする『Apex Legends』と5人×2チームが対戦する『VALORANT』を比べるのは酷な話かもしれませんが、一般的な椅子に座っているPVPXコーチからすると、しっかりと背中を支え、広い座面で身体を包み込んでくれるゲーミングチェアに座る『VALORANT』のコーチ陣へ羨望の眼差しを向けてしまうのは必然でしょう。
日本から出場するチーム・NORTHEPTIONのMUSCLEコーチも、怒りの顔文字とともに椅子のグレードに苦言を呈しています。コーチやサポートスタッフも含めて、選手たちが世界トップを目指して快適にプレイできる大会であって欲しいものです。