プロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」は、「VALORANT GC」部門に所属するflappy選手がチーム加入以前に行っていたとされる行為について調査を実施し、不適切な行為に関与していた事実を確認。flappy選手の契約解除をしたことを発表しました。これに伴い、現在ZETA DIVISIONが出場している国内大会「2022 VALORANT Champions Tour Game Changers Japan」を辞退しました。
ZETA DIVISIONは、SNSに投稿されていたflappy選手へ対する複数の疑惑について、スマーフ行為や、アカウントの貸し借りといった、コミュニティ倫理に反するものだけでなく、社会倫理に反する表現を用いるプレイヤーとの交友などが確認されたと報告。これらの常習性などを鑑みて“悪質性が高い”と判断し、8月5日(金)付けでflappy選手を契約解除に処したと説明しました。
suzu選手、aco選手、Moco選手、romia選手の4名となったVALORANT GC部門は、今後時間をかけて改めて再始動していく意思を表明しましたが、一時的に活動を休止するとのこと。
また、ZETA DIVISIONによる出場辞退の発表から程なく、VCT JAPAN公式ツイッターアカウントから、「REIGNITE Lily」が繰り上げで8月6日(土)に行われる準決勝へ出場することが告知されました。
昨年9月にはストリーマー・プレイヤーなどがスマーフ行為を行ったとして話題となり、各チームから処分を受けたり、『VALORANT』公式が「ゲームの公平性を損なうプレイについて」と題した声明を発表したりと、大きな騒動となりました。
大きなチームが大きな大会から退く事態となった今回の一件。今一度、プロゲーマーという地位に対する意識と、コミュニティへのモラルが問われています。