ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、1月24日(水)にPS5向けシステムソフトウェアアップデートを実施。一部メーカーのコンバーターがブロックされた模様です。
◆公平性を損なうハードウェアチートをブロック
コンバーターとは、家庭用ゲーム機のタイトルにおいて、本来サポートされていないマウス・キーボードを認識させるというもの。シューティングゲームなどで公平性を損なうハードウェアチートの一種です。
コンバーターメーカー「Cronus Zen」は公式サイトにて、アップデート(24.01-08.60.00)にて同社の製品がPS5から接続が切断されるようになったと報告。アップデートをスキップするよう呼びかけつつ、修正に関するスケジュールは現時点で未定としています。
なお、このアップデートではパーティー機能の拡充や、PULSE Explore ワイヤレスイヤホンのデバイスアップデートなどが実施されていました。
これまでもコンバーターに対するゲームメーカー側による取り組みも積極的に行われています。例えば『コール オブ デューティ』シリーズのアンチチートシステム「RICOCHET」は、悪意のあるサードパーティ製デバイスを検出すると、プレイヤーに対する警告やアカウント停止措置などを講じます。また、『フォートナイト』では外部ツールの使用として、Cronus Zenが名指しで禁じられています。
いたちごっこのハードウェアチート対策ではありますが、着々とブロックするシステムが整備されていっています。