女性VTuberグループ「ホロライブ」の沙花叉クロヱさんが、自身のニセモノについて注意喚起しています。
投稿によると、沙花叉クロヱさんから個人的にダイレクトメッセージが来たとの情報が拡散されているものの、それは事実ではなく、不正ログインなども検出されていないとのこと。ファンへ「悪質な行為に惑わされないようにご注意ください」と注意を促しています。
古くから「アイドルが間違えてメールを送ってきた」など、著名人の名前を利用した詐欺行為などは多く、SNSやVTuberにおいても、それらの行為が行われていてもおかしくありません。警視庁ホームページに設けられた「インターネット利用詐欺」のページでは、有料SNSをはじめとしたサービスで「相手が名乗ってきたら要注意」として芸能人、著名人が挙げられています。
また、セキュリティソフト「ノートン」の公式サイトでは、(ここで触れられているのはメールですが)芸能人や有名人を名乗り、特定のサービスへの入会や課金をさせるパターンは、被害が大きいもののひとつであると指摘されています。
◆海外では「それ私じゃない」珍事も
余談ですが、先日ラスベガスで行われた「Twitch Con」では、ファンとストリーマーが交流できるグリーティングで似たような珍事も起こっています。ファンが「いつもTwitterでやり取りしてくれてありがとう」と感謝を伝えたところ、ストリーマーは「それは自分ではない」と話したのです。ファンの男性はとても驚いた表情をしています。
SNSの利用には細心の注意を払うとともに、もし情報や課金などを求められ場合は、一度立ち止まって冷静に考えることが求められます。