コナミが10月24日に発売した『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』。ついに傑作シリーズが現行機で楽しめるようになりましたが、その移植について多くの要望の声が挙がっているようです。
PC向けオプションの欠如や解像度などが批判…
Steamにも配信された『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』ですが、残念ながらレビューは賛否両論判定となってしまいました。まず大きいのは、PC向けのオプション項目の欠如です。内部解像度やアスペクト比の変更、オーディオ設定の変更などが搭載されていないことを不満に思う声が大きいようです。
他にも、キーボード操作のキーバインドが使いづらい、マウスがスティックをエミュレートしているだけで使いづらい、『インテグラル』のプレイに必要な言語パックがDLできないなど、様々な点が指摘されています。もっとも、キーボード/マウスは当初対応予定がなく、急遽対応が決まったため、今後改善されるかもしれません。
また、発売前から批判されていた通り、解像度やFPSにも要望が挙がっているようです。『MGS2』に関してはPS2版が60FPSで動作していたにも関わらずスイッチ版では30FPSになっていることや、PC版でもゲームの解像度が720pでロックされていることも批判の対象となっています。
今後パッチを配信予定
コナミは今後もパッチの配信を予定しており、2Dタイトルのスキャンラインフィルターの追加やピクセルアスペクト比の変更機能、3Dタイトルではバグ修正や処理負荷の軽減、一部演出の不具合などが修正されることが海外メディアIGNの取材で明らかになっています。
歴史に残る傑作シリーズの再始動となる本コレクション。当初対応予定がなかったキーボード/マウスへの対応が行われたほか、PS3/Xbox 360で発売した『HD エディション』にて確認されていたバグや演出不具合が修正されているという報告も多数見られるため、今後も継続した改善や修正アップデートが行われることに期待したいところです。
『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに発売中です。