起業家のイーロン・マスク氏は2023年7月2日、自身のツイートでTwitterにおける閲覧数の制限を一時的に設けることを発表。タイムラインが更新できなくなるなど多くのユーザーに影響を及ぼし、突然の制限に批判が集まりました。
そしてイーロン・マスク氏と“規制”をパロディしたジョークツイート「イーロン・マスクがゲーム企業を買収して規制をかける構文」が産まれ、プロゲーミングチームも便乗するなど賑やかさを増しています。
事の経緯としては、イーロン・マスク氏は2022年10月にTwitterを買収。その後CEOを含むトップ役員を解雇したほか、本人確認の証しであった青い認証バッジを有料化、企業バッジや金色の認証バッジを導入するなど、ユーザーを巻き込んだTwitterの大改革に乗り出しました。
そんななか前述の突然の規制が起こり「イーロン・マスクがもしゲーム企業を買収したらゲームタイトルのプレイに規制がかかる」という冗談が話題を呼んだのです。
なお、国内ではこれら一部ツイートを翻訳したものが出回っていますが本稿で紹介するツイートは全てがジョークであり、実際に起こった出来事ではありません。この先イーロン・マスクがゲーム企業を買収しない限りは...。
例えば、『フォートナイト』や『ロケットリーグ』などの部門を持つプロゲーミングチーム「PWR」は、「情報筋によると、イーロン・マスク氏は『フォートナイト』を買収し、1日にプレイできるゲーム回数を制限するという「私がブロンズから抜け出せないながら、誰も抜け出すことができない」」と投稿。
そのほかにも同様に「Twitchのストリームを制限」や「プレミアムパス購入者はより多くのゲームをプレイできる」といった、買収と規制をモチーフとしたネタツイートが多く投稿されています。
また、インペリアルハル(ImperialHal)選手など『Apex Legends』で著名な「TSM」は「速報:イーロン・マスク氏がTSMの『Apex Legends』部門を買収し、インペリアルハルがチームメイトに弾薬を要求できる回数を制限する計画を発表」と投稿。これはインペリアルハル選手が試合のなかで弾薬を不足させがちなことを取り上げたものです。
繰り返しになりますがこれらのツイートはジョークであり、今のところイーロン・マスク氏がゲーム企業を買収する話はありません。