タクティカルシューター『VALORANT』の配信をするストリーマーらに懸賞金がかけられ、ストリームスナイプが行われている現状が波紋を呼んでいます。
アメリカのストリーマーPRODさんが投稿したDiscordのスクリーンショットによると、『VALORANT』を主に配信するストリーマーたちの“バウンティボード”のようなものが確認できます。これは彼らストリーマーと同じマッチに参加し(スナイプ)し、意図的な敗北をすることで暗号通貨などを用いて金銭を得られるというもの。このなかには日本からも人気の高いShahZaMさんやSinatraaさん、TenZの配偶者であるKyedaeさんなどが含まれ、最大50ドル(約7,000円)の金銭が発生することが示されています。
過去には「濃いめのあかりん」さんが同様の被害に遭っているようなツイートをしたことで話題を呼びました。
北米ではこれらの問題が2022年から深刻化しており、著名ストリーマーのtarikさんはストリーマーやトッププロを集めた有志のランクシステム「Pro City」を開設。ゲーム内のランクマッチ「コンペティティブ」をプレイすることが憚られるプレイヤーを手助けしました。しかし現在、このシステムは休止中となっています。
当然、意図的な敗北は『VALORANT』における試合の公平性を著しく損なうものであり、議論が求められています。