キャプチャーデバイスなどの機器メーカー、AVerMediaの公式Twitterは“RT詐欺”とみられるTwitterの投稿を引用リツイートし、注意を促しています。
元となった投稿には、ダンボールが山積みになった工場のような場所の写真とともに「友人が夜逃げした、274台のゲーミングPCが余っている。引き取ってくれる人はRTとフォローしてほしい」などと書かれています。
投稿に添付された画像は、2019年に公開されたウェブメディアの記事からの転載です。また、投稿するアカウントは2013年に作成されていますが、このPC配りに関するもの以外の投稿は何故か存在していません。これは“RT詐欺”とみてほぼ間違いありません。
RT詐欺行為を通じて、このような詐欺に引っかかる人をリスト化したり、LINEアカウントを取得し情報商材へ勧誘したりと、犯罪行為につながる恐れがあるので注意が必要です(NHKクローズアップ現代が詳しい)。安易にフォローやRTをしないだけでなく、怪しいアカウントが投稿するURLなどは絶対に踏まないようにしましょう。
実際にゲーミングPCメーカーなどがPCや周辺機器などをプレゼントするキャンペーンを行っていることも少なくありません。そのほとんどは、認証済みアカウントとしてアカウント名の横に金色のバッジがついています。また、過去のツイートを確認するほか、そのアカウントを他の公式アカウントがフォローしているかなど、それが公式アカウントであることを確認したうえでキャンペーンに参加しましょう。