人気ストリーマー・加藤純一さんが、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』を全8回にわたって配信し、遂にクリアを果たしました。「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」などを代表する漫画家・曽山一寿先生によるファンアートや、主人公声優・緒方恵美さんも作品についてツイートするなど、トレンドに波及しています。
シリーズの一作目である『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』は、超一流の高校生、いわゆる「超高校級」たちが集められた密室学園を舞台に、次々と発生していく殺人事件を「学級裁判」で解決し、謎を解いていく推理アドベンチャーゲームです。
生き残った生徒たちが立ち向かう学級裁判では、互いの論理に対する矛盾を見つけだし「論破」することが求められ、主人公・苗木誠の放つ「それは違うよ!」という台詞はミームとしても知られています。また、ドラえもんの声優として有名な大山のぶ代さんが、本作の鍵を握るキャラクター「モノクマ」の声を務めたことも、発売当時に話題を呼びました。
本作をクリアした加藤純一さんは「学級裁判のシステムが良かった」「おもろかったわ!」と評価しています。最初は「配信解禁されたし暇つぶしでやるか」とTwitchで始めたものの、アーカイブを残すためにTwitchで配信した部分をYouTubeにアップロードしたうえで、以後はYouTubeで配信を続けたほどです。
以後のシリーズ作品については、配信が許可されていないため(正確には、1章までのみ許可)「また発売から十数年経って許可されたらやろうかな」と話しています。
発売元であるスパイク・チュンソフトは、謎解きゲームという本作の特性上、ネタバレを防ぐために配信をしないようユーザーに求めていました。しかし、発売から13年目を迎え、本作の持つ魅力を多くの人に触れて欲しいという思いから、2022年12月24日にエンディングまでの配信を解禁しました。
本作の主人公・苗木誠の声優であり、主題歌も歌う緒方恵美さんも、今回のトレンド入りにあたって「それは違うよ!」という台詞と共にツイートを投稿しています。
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』は、PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ/Steam/iOS/Androidに向けて配信中です。