『VALORANT』の国際大会「VALORANT GAME CHANGERS CHAMPIONSHIP」が11月15日(日本時間)よりドイツ・ベルリンにて開幕。各種性別のプレイヤーが活躍する新しいプログラム「GAME CHANGERS」における年間王者を決める今大会には、東アジア予選からたったひとつの枠をもぎ取った日本チーム「FENNEL HOTELAVA」が出場します。
大会形式には、世界各地域の予選を勝ち上がった8チームによるダブルエリミネーションを採用し、「FENNEL HOTELAVA」の初戦の相手はブラジル代表「Team Liquid(TL)」です。
本稿では、開幕に先駆けて行われた事前プレスカンファレンスから「FENNEL HOTELAVA」のリーダーを務めるCurumi選手への質問をピックアップしてお届けします。
――(海外記者より)今大会に出場するのは強豪揃いで名高いチームばかりですが、そのなか「FENNEL HOTELAVA」はあまり知られてないと思います。「FENNEL HOTELAVA」はどのような強さがあると自身で考えていますか?
Curumi選手:臨機応変に対応できるところが強みです。フィジカルもそうですが、なにかがアクションがあったときに話し合いで「こうしよう」と建設的な声の掛け合いができる、どんなチームが相手でも対応できるようなチームです。
――(海外記者より)「FENNEL HOTELAVA」はファンへどのような試合を見せることができると考えていますか?
Curumi選手:私達の力強さを見てもらいたいです。
――今回、初めて「GAME CHANGERS」のCHAMPIONSHIPが開かれることについて、どのように考えていますか?
Curumi選手:世界で活躍できる場をいただけて、本当にありがたいと思います。世界全体で女性の競技シーンが、この大会を機に盛り上がると確信しています。私達が盛り上げていきたいです。
――日本と8時間ほどの時差がありますが、影響はありますか?食文化なども違うと思いますが、対策として持っていったものなどあれば教えてください。
Curumi選手:基本夜型なので、特に時差ボケが辛いとは感じませんでした(笑) 日本食は、味噌汁とお米など、日本人の好きそうなものをマネージャーに持ってきてもらっていますが。まだ食べていません(笑)。
――日本代表としてこの大会に出場しますが、ベルリンへ到着した際、どのように感じましたか?
Curumi選手:ベルリンの地に立ってまず思ったのが「やっとここに来れたな」という感情です。東アジアの中から出場する唯一のチームとして、自分たちがここに立てていることが嬉しかったです。
――初戦でTLと戦うことを初めて知ったときの気持ちを教えてください。また、TLはどのようなチームだと考えていますか?
Curumi選手:Team Liquidさんは、自分たちの戦略・作戦を相手に押し付けてくるようなアグレッシブなチームだと思っています。それに私達がどこまで対応できるのか、という感じですね。
真っ直ぐな目で語った「どんなチームが相手でも、対応できるようなチーム」という言葉には力強さを感じさせるものがあり、チャレンジャーであるからこそ、勝ち上がってみせるという闘志が見えました。「FENNEL HOTELAVA」の初戦「Team Liquid(TL)」戦は、Day2の第二試合、日本時間11月17日(水)午前2時ごろに行われます。