9月15日(木)より幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2022」会場では、家具やインテリア製品を販売する「ニトリ」がブースを初出展。セットで統一感のあるゲーミングルームを構築できるセットや、チェアなどを展示しています。
ニトリは自社製品を販売していることもあり、これまで家具展示会も含めてこのような展示会へ出展することは少なかったそうです。出展ノウハウも十分とはいえませんが、ニトリの看板をブースに高く設置することで、間違いなくニトリだと気付いてもらえるように工夫したとのこと。出展の経緯については、ゲーマー向けのブランドは既に2019年頃から展開しているものの、まだまだ認知が足りないので出展に踏みきったと、ブース担当者は語りました。
モニターなどを除き、基本的に全ての家具をワンセットで提供できるのが強みであり、今回のブースには、黒を基調に赤いラインの入ったいかにもゲーミングらしい装いのセットと、白いおしゃれなセットの2つが展示されていました。これらは、デスク・モニター台・シェルフ・カップホルダー付きワゴン・チェアがセットになっています。前者のセットは、87,180円で、白い方は約72,180円です。配信用の照明なども含めると、12万円近くなるとのこと。
白いモデルセットは今後展開する商品であり、女性のゲーマーが増えていることから、新たなニーズを得る狙いがあります。担当者によると、会場での反応も上々で、女性ゲーマー(配信者)の数が増えていることを実感しているそうです。
また、現段階では具体的な話はないそうですが「他のゲーミング周辺機器メーカーともコラボできるような良い話があれば新たな仕掛けを検討したい」と語ってくれました。
家具メーカーのニトリが出展したことで話題となりましたが、ひとつの販売店で統一感のある家具を揃えることができるのが便利であり、選ぶ手間がありません。多くのメーカーからゲーマー向けの家具が出る時代となりましたが、今後活発化がみられるかもしれません。
「東京ゲームショウ2022」は、9月15日~18日(一般公開は16日の14時以降・17日・18日)、幕張メッセ・国際展示場にて開催中。ニトリブースはホール2で出展されています。