大掃除、済みましたか? 風呂場、キッチン、納戸にベランダ……フキフキしたいところは山ほどありますよね。そろそろやるか~と思いながらスマホを眺めているそこのあなた、予行練習ということで、まずゲームの中で掃除をしてみませんか? というわけで、掃除が出来るゲームをいくつかピックアップしてみました!
ワケありメンツが“現場”をスウィープ! 特殊清掃系スニーキングADV『シリアルクリーナーズ』
90年代、ニューヨークの裏社会で、掃除屋を営む連中がいた……彼らは後ろ暗い連中が冒したヘマを拭うために、本来出るべきではない死体をこっそりと消す仕事を任されていた……。
『シリアルクリーナーズ』は、犯罪者の死体をゴソゴソと動かし、秘密裏に処理するステルスアクションゲームです。キャラクターは四名で、それぞれ出自や性格が異なり、冷静沈着なプロフェッショナルのボブ、変人女ハッカーのバイパー、闇の深いチェンソー男サイコ、アーティスティックな少女ラティが揃っています。
そんな四人を操作し、死体を袋に詰めて、証拠品を抱え、階下にシュートしましょう!当たり前のように警察の現場検証も始まりますが、彼らはすさまじく鈍感なので大丈夫です。音を出したり物をぶつけたりして注意を引き、血痕までしっかり拭いてスタコラサッサするまでがお仕事です。正直、警察が無能すぎてびっくりしますが、彼らをおちょくるのがだんだん楽しくなってきますし、シリアスな空気のストーリーとのアンバランスさもクセになってきます。特殊清掃と裏稼業……どっちも普通に生きていたらなかなかできないシゴトなので、ゲームでたっぷり堪能しましょう!
内装にこだわっていたら数時間!? 自分なりのホテルを建てよう『Hotel Renovator』
続いてホテルをお掃除するゲームを紹介します。その名も『Hotel Renovator』。
ちょっと気軽に泊まるのは難しそうなリッチめのホテルに到着し、中に通される清掃員兼リノベーターの主人公。腕まくりする間もなく目に飛び込んできたのは、ゴミ、ゴミ、ゴミ! あとニワトリ! 「なんで自分じゃなくて取り壊し業者を呼ばなかったの?」という言葉を飲み込んで、まずニワトリを追い出し、大掃除を始めます。
バールで家具を破壊し、床板を外し、モップで破片や埃を払って、さあここからが本番です。最初からより取り見取りのペイントやパターンを選択し、天井や床を塗って、家具を置いていきましょう。ふざけた部屋にするもよし、泊まりたくなるような部屋にするもよし、パッと見は綺麗だけどどこかに闇がある感じにするもよしです!
出来上がった部屋にはちゃんと宿泊客が来てくれて、チップも置いていってくれます。そしてもちろん、ホテル業者なら日常業務であるお客さんのチェックアウト後の部屋掃除も待っております。やった! また掃除ができる!
80年代の掃除ゲー! 『ディグダグ』に隠れたアーケードタイトル『ワイピング』
続いて、かなり古いタイトルを紹介します。1982年、日本物産より発売された『ワイピング』です。サウンドがとても可愛らしいですね。
こちらは掃除機となって、部屋のお掃除をするというアクションゲームです。『ディグダグ』と同年に発売され、画面構成も似ていますが、部屋をお掃除してお邪魔ものを吸い取るところなど、ユニークな点もいくつかあります。もしもこっちが流行っていたら、『ミスタードリラー』シリーズのホリススム君は生まれず、ミニ掃除機が地底を進むゲームが出ていたかも!?
カーペットで敵を巻き込んで一網打尽にする心地良さがたまりません。82年にお掃除のゲームを作ろうと思いついたそのアイデアにも脱帽です。
最後はド定番で〆! 高圧洗浄機はまだまだ手放せない!『パワーウォッシュ シミュレーター』
アイツの話をせずに、この記事は終われねえ……ということで、義務感に駆られてご紹介するのは『パワーウォッシュ シミュレーター』。勤労感謝の日特集でも取り扱った気がしますが、筆者は面の皮が厚いので何も気にしません。
高圧洗浄機を携えた清掃業者となり、公園やバンや館などをピカピカにしていくゲームですが、最近は多くのIPとコラボしていることでも有名です。ララ・クロフトの屋敷を掃除するのはさておき、スポンジ・ボブの何を掃除すればよいのでしょうか……?
まだまだコンテンツの拡充が見込めそうなロングランタイトルです。今のうちに触ってみてもいいのではないでしょうか?
以上、掃除が出来るゲーム4選でした! では、一息ついたところで、リアルの大掃除の方もやっていきますか……。
¥328 (¥0 / グラム)
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)