フォトナがゆったりサバイバルアクションゲームに!?大人も子供も楽しめる「LEGO Fortnite」プレイレポ

「Fortnite」と、あのLEGOがコラボを展開しています。「Fortnite」の追加コンテンツとして「LEGO Fortnite」が実装されました。

特集 レビュー
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『Fortnite』と、あのLEGOがコラボを展開しています。『Fortnite』の追加コンテンツとして『LEGO Fortnite』が実装されました。

フォトナといえば、建築しながら他のプレイヤーとバトロワするシューターゲーム。しかし今回の『LEGO Fortnite』はそれとは一転、『マインクラフト』を思わせるオープンワールド型サバイバルアクションゲームとなっています。

こ、これならフォトナが苦手な人でも楽しめるんじゃ!?

ゆったりサバイバルゲー

『Fortnite』は競技性のあるシューターゲームです。

実は筆者は、このゲームを非常に苦手としています。戦いながら建物を組み立てるというのがどうしてもできず、思いっきり挫折してしまいました。今回はLEGOとのコラボということですが、これは単にキャラがLEGO化するということか……? そうだとしたら、筆者はこの記事を書いていなかったと思います。

幸いなことに、『LEGO Fortnite』は瞬時の動作や判断を必要としません。じっくり腰を据えて建築や材料集めに徹することができるゲームです。

どこまでも広がる世界で、まずは拠点となる村を作っていきます。木材を集めて掘っ立て小屋を建築。室内には焚き火とベッドを置きます。ベッドで寝ると、そこがリスポーン地点になるという仕組みです。マイクラと同じですね!

村はレベルアップが可能で、それに応じて人口を増やすことができます。マイクラの場合は村を発見しない限り終始自分一人ですが、『LEGO Fortnite』は村人候補がこちらへ来てくれる仕組みです。これなら寂しくないぞ!

クラフト要素モリモリ!

『LEGO Fortnite』には昼夜の概念があり、夜になると冷え込みます。そのため、焚き火は複数設置しておきます。

さらに夜は攻撃的なモンスターが。武器を持ったスケルトンがどこかでスポーンし、村を襲いにかかります。ですが、村人がいれば応戦してくれます。おおっ、頼もしい!

気候に応じたバイオーム、洞窟、そして野外をうろつく野生動物もちゃんとあります。農耕ももちろん可能で、その気になれば巨大な農場を作ることだってできます。うーん、やっぱりこういうクラフト要素モリモリのゲームは面白い!

銃撃戦の最中に建築し、建物が壊れたらさらに建築、相手の上を取るためにまた建築……という忙しい展開の『Fortnite』とは思えない光景です。しかし、『LEGO Fortnite』はそれまでやや敷居の高かった『Fortnite』に誰しもが足を踏み入れるための大きなきっかけになるのではないでしょうか。

仲間との絆

この作品には「サバイバルモード」と「クリエイティブモード」がありますが、筆者は今回の記事を書く上でサバイバルモードに挑戦しています。

「挑戦」といっても、難易度は決して高くありません。死亡時のペナルティーも「荷物の入ったバックパックをその場に落とす」というもので、これはあとで回収することができます。

また、暗い洞窟はモンスターの巣窟でもありますが、村人を同行させれば戦闘時に大活躍! ひとりでは進むことが困難な場所も、村人がいれば難なく突破できたりもします。しかしそれは「ヌルゲー化」ということではなく、仲間との絆を実感させる重要な場面。自分はひとりじゃない、みんながいるから先へ進めるんだ! ということを毛細血管の隅々まで感じ取ることができます。

なお、『LEGO Fortnite』は最大8人のマルチプレイが可能です。

お父さんもお子さんも夢中になれるゲーム

マイクラの建築は、全くの素人がやると「豆腐」になりがちです。

何しろ全てが四角いブロックで構成されていますから、それを単純に組み上げると何の変哲もない豆腐型家屋になってしまいます。一方、『LEGO Fortnite』はそれより複雑な形のブロックを積み上げるため、なかなかオシャレな家が完成します。その分だけ創意工夫を活かせる余地がない……というわけではなく、建物の位置や角度等で各人が独特の村を作ることが可能。

いや、これはマジで面白い!

こういうゲームは、一度火がつけばどこまでもプレイしてしまいます。正直、筆者はあらゆるメディアでの執筆記事を抱えていて、それを年末までに処理しないといけないのですが……仕事が全く進まない!

そういえば、筆者が子供の頃はテレビでLEGOのCMが頻繁に放映されていました。LEGOなのに激しい動きのある映像で、今でもその内容を鮮明に思い出すことができます。だけど、LEGOの「お城シリーズ」は買うと結構な値段だった記憶が……。

そんなアラフォー男が楽しめるということは、言い換えれば親と子が一緒になって楽しめるということ。もっとも筆者は未だ嫁の来手が見込めない独身男ですが、筆者と同世代のお父さんはいくら少子化の現代と言えどたくさんいるはず。

年末年始休暇のお供に、どうですかお父さん!?


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《澤田 真一@インサイド》
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