海外YouTuber、ゲームイベントなどで9,000万円以上の寄付を集めるも支援団体へ支払っていなかったことが判明…告発動画の削除を求めるなど泥沼化

インディーゲームのショーケースイベント「IndieLand」を実施している財団です。

コミュニティ クリエイターニュース
海外YouTuber、ゲームイベントなどで9,000万円以上の寄付を集めるも支援団体へ支払っていなかったことが判明…告発動画の削除を求めるなど泥沼化
  • 海外YouTuber、ゲームイベントなどで9,000万円以上の寄付を集めるも支援団体へ支払っていなかったことが判明…告発動画の削除を求めるなど泥沼化
  • 海外YouTuber、ゲームイベントなどで9,000万円以上の寄付を集めるも支援団体へ支払っていなかったことが判明…告発動画の削除を求めるなど泥沼化

海外YouTuber・The Completionistとして知られるジラール・カリル氏が運営する慈善財団「Open Hand Foundation」が、集めた寄付金を適切な団体に寄付していなかったことが告発されました。また、その告発映像を団体が削除申請するなど、泥沼化しています。

The Completionistはチャンネル登録者数162万を超える人気YouTuberであり、自身の母親が認知症を患ったことをきっかけに、2003年に認知症患者とその家族を支援するために慈善財団「Open Hand Foundation」を起ち上げました。

2018年からは、同団体によるインディーゲームのショーケースイベント「IndieLand」が毎年開催され、直接寄付を募っています。

ところが、SomeOrdinaryGamersとカール・ジョブスト氏が投稿した動画によると、60万ドル(およそ9,000万円)以上集まった寄付金が、適切な団体に振り込まれた形跡がないとのこと。

この動画で、ジラール・ハリル氏の弟であるジャック・カリル氏(同財団はジラール・ハリル氏とその兄弟が関わっている)は、財団の寄付をする団体を“慎重に選んでいる”とし、適切なパートナーを探している段階にあると説明しました。また、寄付されていない資金については財団の口座にあるとし、財団は一切の不正行為はしていないと述べました。

ただし、同財団はカリフォルニア大学サンフランシスコ校の資金支援パートナーであるとしているうえ、10年にわたってこの状態が続いていることを鑑みると不自然な主張です。

また、この内容を同様に扱ったカール・ジョブスト氏のYouTubeチャンネルには、件の財団であるOpen Hand Foundationから、プライバシー侵害を理由に動画の削除依頼が出されていたとのこと。

口座に残された寄付金はどこへ向かうのでしょうか。

※ UPDATE:サマリーの誤字を修正しました。

《Okano》
RUGs公式Discordサーバー開設!
参加はこちらから!

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

+ 続きを読む

編集部おすすめの記事

コミュニティ アクセスランキング

  1. 『バイオハザード RE:4』モデルとなったコスプレイヤーが実況プレイを投稿―アシュリーがアシュリーを撃ち抜く

    『バイオハザード RE:4』モデルとなったコスプレイヤーが実況プレイを投稿―アシュリーがアシュリーを撃ち抜く

  2. プロゲーマー「あどみん」さんが配信中に倒れる―しばらくの間痙攣も…検査では「恐らくてんかん」

    プロゲーマー「あどみん」さんが配信中に倒れる―しばらくの間痙攣も…検査では「恐らくてんかん」

  3. 「配慮に欠けていた」…ぶいすぽっ!一ノ瀬うるはが“投げ銭”禁止の『SEKIRO』配信直後に別枠を設けたことに対し謝罪

    「配慮に欠けていた」…ぶいすぽっ!一ノ瀬うるはが“投げ銭”禁止の『SEKIRO』配信直後に別枠を設けたことに対し謝罪

  4. 新種のゴキブリ、『ポケモン』にちなんだ名前がつけられる―昆虫学者「私もポケモンファン」

  5. tttcheekytttさん、わずか約8時間でプレデター1位に到達!Genburtenも思わず「insane!」のひとこと

  6. 『ゼルダの伝説 BotW』100%クリアRTA、16時間切りの領域へ突入。「アイテム999個増殖バグ」がもたらした革命とは

  7. 「ちいかわ」作者が『ポケカ』のバオッキーを描く!新パック「VSTARユニバース」でイラストを担当

  8. 『ゴラム』はなぜ失敗しなければならなかったのか?元&現役社員32人が開発舞台裏からリリースまでを赤裸々に語る

  9. 高難度アクション『Only Up!』が33秒でクリアされ話題に―一気に飛び上がって苦難をスキップして

  10. ティファに“別人疑惑”が!? 『FFVIIリバース』最新映像で新要素が判明し、謎は深まる!─担架で運ばれる新シーンも不可解

アクセスランキングをもっと見る

page top