「Call of Duty League(CDL)」の海外チーム「Vegas Legion」は、新たなロスター(チームメンバー)を発表。ところが、その発表で“AI生成画像”が異様な形で使用され物議を醸しています。
上記ポストの通り、チームにはAttach、Nero、Purj、Standyの4名(敬称略)が加入。その発表ツイートでは、まるで街作りシミュレーターゲームの住人のようなAI生成を用いられたとみられる自画像が使われています。
大手eスポーツチームの選手加入や離脱では、チームがアートワークを用意しそれをお祝いすることが一般的です。今回の加入メンバーのひとりであるPurj選手についても、元々所属していたチーム「OMiT」がこれまでの活躍を称えるような画像で送り出しています。
また、一部選手のイヤリングの着け方がおかしいほか、なぜか画像のアスペクト比が統一されておらず、素人目に見ても今回の発表画像は“奇妙”と言えるでしょう。
当然この発表は多くの批判を集めており、OpTic Gamingの創設者であるCreate氏も「メンバー発表にAIを使うのは、私がこれまで見た中で最も怠惰なことのひとつだ」と批判。元Vegas Legionに所属していたアーティストも「結局AIは私たちの仕事を奪った」と憤りを隠せません。
本稿執筆時点で、なぜこのような画像が発表で使われたのかチームは明かしていません。