※注意※
本記事にはゲームのネタバレになりうる情報が含まれます。
任天堂は、11月17日に発売を予定している名作リメイク『スーパーマリオRPG』の新CMを公開しました。その中で、原作に登場したとある要素について触れられています。
あの隠しボスがそのままの姿で!
原作ファンに向けたCMとなっているこの映像ですが、最後には他の敵とかなりテイストの異なるボス戦シーンが。このボスは「クリスタラー」という名前を持っており、原作では「ぴかぴかいし」というアイテムを入手した後、とある場所からアクセスできる隠しボスとして登場しました。
クリスタラーはその名前から察せるとおり、『ファイナルファンタジー』シリーズをイメージしたボス。ポップなデザインかつプリレンダ3Dグラフィックの『スーパーマリオRPG』とは対照的に、リアルで精細なドット絵が印象的です。
他の『FF』作品から直接出張しているわけではありませんが、BGMには『FF4』のアレンジ楽曲がかかるなど、任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス)のコラボ作だからこそ実現したファンサービス的なボスになっています。
リメイク版ではグラフィックがフル3D化したことでこのボスがどうなるかファンの間で議論されていましたが、この映像でドット絵そのままの姿で登場することが判明。BGMも原作準拠のものとなっています。
加えて、リメイク版にはさらなる特別な「いし」が存在している模様。一体どのような隠し要素が待ち構えているのか、とても気になりますね。
子どもに殴りかかるマリオも健在!
『スーパーマリオRPG』には他にも、表現の変更を懸念されるシーンがいくつか存在します。これはフル3D化したという点だけでなく、現代の社会通念や、“マリオ”というキャラクター像に影響を与えかねない点など、様々な事情を考慮した上で心配する声が挙がっていました。
しかしこのCMでは、生意気な口を聞く子どもキノピオをマリオが殴りかかりそうになるシーンや、初代『スーパーマリオブラザーズ』のドット絵に変身するシーンなどが収録されており、リメイクでどうなるのかファンの間で議論されていた一部の原作表現に応えた映像になっています。
一方で「Psychopath」という海外版の技名が変更されているほか(ただし“より正確な翻訳に変更された”という解釈が有力)、マロが使える技「なにかんがえてるの」やマップのとある箇所を調べると出てくるやや“オトナ向け”なメッセージやパロディネタがどうなるのかは今のところ示されておらず、実際にプレイしてみないとわからないところです。
リメイク版『スーパーマリオRPG』は、ニンテンドースイッチ向けに11月17日発売予定です。Nintendo Switch Online加入者向けサービス「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」の対象タイトルにもなっています。