ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発表したサッカーパンチ・プロダクションが開発する『Ghost of Tsushima』の映画版ですが、海外メディアの取材で脚本が完成していることがわかりました。
脚本は完成済み!クリエイティブチームを準備中
「ジョン・ウィック」で知られるチャド・スタエルスキ監督が海外メディアScreenRantに答えたところによると、発表から2年以上経った今、すでに脚本は完成しているとのこと。クリエイティブチームが「あと少しでまとまる」ということも述べており、本格的な製作の開始が期待できるコメントを残しています。
その一方で、映画製作に手間がかかることにも言及。スタジオの事情やストライキの状況、スカウティングなど様々な事情があるとし、適切に前進できるタイミングまで待機していることを認めています。
オール日本人キャストを希望
原作であるゲームは黒澤明監督の映画に多大な影響を受けているような内容となっており、スタエルスキ監督は13世紀という時代設定やストーリーを忠実に再現するため、オール日本人キャストかつセリフも母国語にしたいということを明かしています。
スタエルスキ監督は現在、リブート版「ハイランダー」の製作に注力していますが、映画版『Ghost of Tsushima』も着々と製作が進んでいる模様。ゲームではサッカーパンチが海外スタジオでありながら“なんちゃって勘違い”ではないリアルな日本描写が評価されていましたが、映画もそれをならうものになるかに注目が集まります。