9月21日から24日までの4日間、日本最大級のゲーム・コンピュータの祭典「東京ゲームショウ2023」が、千葉・幕張メッセで開催されました。スクウェア・エニックスブースでは、2024年2月29日の発売が決定した『FINAL FANTASY VII REBIRTH』の試遊コーナーを大々的に展開。約100台もの試遊台、『FINAL FANTASY VII REMAKE』でクラウドが駆ったバイク・ハーディ=デイトナの実物大モデルも展示していました。
FFシリーズの中で1997年に発売された『FINAL FANTASY VII』は名作として知られ、プレイしていなくともビジュアルに見覚えがある人は多いでしょう。そんな同作を現代の技術でリメイクしたのが『FINAL FANTASY VII REMAKE』(2020年4月発売)。『FINAL FANTASY VII REBIRTH』は続編であり、プロジェクト3部作の第2作目となります。
魔晄都市ミッドガルを脱出したクラウドたちは、運命の壁を越えて、未知なる荒野への旅に踏み出します。さまざまな表情をもつ壮大な世界が広がり、チョコボで草原を駆けぬけ、自由に探索スポットを巡る新たな物語が待ち受けています。
試遊台では、プレイアブルデモでは2種類のモードから好きな方を選んで体験することができました。「FATED BEGINNINGS:SEPHIROTH&CLOUD」では、セフィロスとクラウドの物語と新要素も加わったバトルを、「THE WORLD OF REBIRTH:JUNON」では、仲間と共にジュノンエリアの探索を楽しめました。
ただ、リメイク版ですら3年半近く前の発売で、原作ともなると25年以上も前の作品ということもあり、気後れして手を出せない方もいるでしょう。そこで、『FF』シリーズは好きだけど、一度も『FF7』をプレイしたことがないコスプレイヤー・すずらさん(X:@suzuran_ro)に、試遊をしてもらって感想を聞きました。
――初めて遊んだFFシリーズは?こらまで『FF7』を一度も遊んだことがないのはなぜですか?
すずら:初めて遊んだのは『FF15』でした。『FF7』は神作とよく聞くのでしっかり時間をとって集中してやり込みたいなと思っていました!時間が出来た時に一番やりたいゲームです。
――クラウドとセフィロスどちらも大変な人気ですが、ご自身はどちら推しですか?
すずら:セフィロスです。元々別のゲームでセフィロスのビジュアルに惹かれ、とても好きになったので、今回の試遊ではセフィロスが登場するモードを選びました。
――『FINAL FANTASY VII REBIRTH』をプレイしてみての感想は?
すずら:少し古いゲームというイメージがありましたが、今回の試遊でプレイしたところ操作性やグラフィックが最新レベルで驚きました。バトルアクションも豊富にあり少し遊んだだけでも今作の戦闘の楽しさをとても感じられましたし、グラフィックやキャラのモデリングもとても良くて臨場感抜群でした。試遊内で景色を見るだけでも感動するレベルで素晴らしかったです。ぜひ自分でプレイしたいと思いました!
期待値が高い本作ですが、ストーリーだけでなく現在の技術でバージョンアップされたゲームシステム、そしてビジュアルの美しさを味わえる仕上がりになっています。まさに期待を超える試遊版でしたが、未プレイでも快適な操作性と没入感を満喫できた様子。気後れせずにチャレンジできる一作になるかもしれません。
モデル:すずら(X:@suzuran_ro)
撮影:乃木章(X:@Osefly)
アシスタント:山颪ヒア(X:@fotomachen)