◆献血体験の一例を紹介
まだ献血を経験していない人や、前回献血してから期間が空いている方は、現在の献血がどのような形になっているのかピンと来ないはず。そこで一例ですが、筆者が先日行った献血の模様を軽く紹介します。(※施設によって異なる場合があるので、その点はご注意ください)
当日の混雑具合によっては待ち時間もあるため、まずは事前の予約がお勧め。筆者は「ラブラッド」上から予約を行い、事前の申告(睡眠時間や体調など)も済ませてから、血液ルームに向かいました。
受付で献血カードを提示し、いくつかの質問などに答えた後、まずは血圧をチェック。献血カードを持っていない方は、初献血の際に作ってもらえます。そして、受付で渡されたスポーツドリンクを飲みつつ、呼び出しを待ちます。
献血ルームによっては、キッズルームがある場所も。献血中は離れ離れになってしまうので、子どもを完全にひとりきりにはできないものの、例えば夫婦2人で訪れ、献血と見守りを交代で行うという手もあります。
呼び出しを受けると医師から問診を受け、問題なければ次に採血。ここで血液を検査し、基準をクリアしていれば献血に移ります。筆者が行く献血ルームにはテレビが設置されているので、献血中の時間つぶしにも事欠きません。
献血が済むと、それで終わり……ではありません。献血後に体調を崩す場合があるので、献血ルーム内での休憩は必須です。最低でも10分、施設によってはもう少し長めの休憩を促す場合もあります。
これも献血ルームごとに違いはありますが、休憩中に読める漫画や雑誌などが置かれており、自販機のドリンクも無料で飲めます。ジュースやお茶、スープなどを飲みつつ、人気漫画などを読んでいれば、休憩時間もあっという間でしょう。充電スポットを用意している献血ルームもあるので、出先で充電したい時に活用するのも良さそうです。
この休憩中に、職員から献血カードを返してもらいます。先ほど紹介したグッズも、このタイミングでいただきました。今回は、お菓子のほかに、キャンペーンで「倒れてもこぼれないサーモタンブラー」をゲット。電化製品ではありませんが、ゲームプレイ中の水分補給も大事です。その際に、保温・保冷効果でより美味しく飲めるのは嬉しい限りです。
献血を善意のみで行うのは、とても立派な心掛けです。しかし善意以外の気持ちが混ざっていても、それが誰にも迷惑がかからないものなら、何の問題もないでしょう。
モバイルバッテリーが欲しい。充電スポットを使いたい。漫画を読みたい。献血するついでに、ちょっとした「何か」があると嬉しい。そうした理由の提供者が増えても、困る人は誰もいません。
ゲームプレイの傍ら、サーモタンブラーでドリンクを美味しく飲む。ハンディファンで涼みながら、位置情報ゲームの歩数を稼ぐ。モバイルバッテリーを用意し、充電の残量を気にせずスマホを使う。いずれも、ささやかながら確実に、ゲーミングライフを豊かにしてくれることでしょう。そんなグッズの数々が、献血するだけで手に入りました。
今後どんなグッズが提供されるかは未定ですが、ゲーミングライフを助けてくれるアイテムの登場に期待し、まずは献血の第一歩を踏み出してみてはいかがですか。利用者が増えれば、もっと色んなグッズが登場するかもしれませんよ!