Respawn Entertainmentは『Apex Legends』におけるランクマッチの現状を報告。シーズン17における大幅刷新によって“マスターが多すぎる”現状などを認め、シーズン18に向けた取り組みを発表しています。
シーズン17「アーセナル」のランクマッチでは、これまでのRP(ランクポイント)は撤廃され、かわりにLP(ラダーポイント)が導入。エントリーコスト(試合開始に必要なポイント)が一律35LPとなったうえ、試合に勝利することが評価されるシステムとなりました。
これにより、他プレイヤーと戦うことなく生き残ることが重視され、ストリーマーやプロプレイヤーの間では“攻撃しない”縛りや、“武器を持たない”縛りといった制限を設けたマスターチャレンジが流行する事態も招きました。
今回公開されたランクマッチの分布表によると、やはりマスターランクが異常なまでに多くなっており、点線で示された“理想のランク分布”とは大きくかけ離れていることがわかります。
これに対して、シーズン18ではLPの獲得量が減少するほか、具体的なことは明かされていませんが、ダイヤモンド以上のランクでは新たなルールが導入される模様。
また、ランクを上げるためにねずみのように逃げ回るプレイングいわゆる「ラッティング」についても改善する必要があるとし、リングのダメージや、“タイミング”に調整が施されます。他プレイヤーの排除によるLPボーナスも増加される見込み。
そのほかの現状や修正などは、公式ブログをご確認ください。
端的に述べると、シーズン18ではLPの獲得量の調整と共に、リング内でのアクションを促進する調整がなされるようです。これにより、多くのプレイヤーから批判を浴びたシステムは「競技性の高い」ものへと改修されるでしょう。
バトルパスの終了時間から察するにシーズン18は8月9日ごろに開始するとみられています。