配信プラットフォーム「Twitch」は、昨日改定・導入された新たなガイドラインを削除すると発表しました。
同プラットフォームは先日、ストリーマーが収益や商品提供などを受けたうえで製品やサービスを配信に登場させる「ブランドコンテンツ」について、厳しい制限を設ける新しいガイドラインを発表しました。これによりストリーマーの配信活動やeスポーツをはじめとした配信イベントに深刻な影響を及ぼすとして、SNSなどで多くの批判を浴びる結果となっています。
Ninja氏など有名ストリーマーからも批判の声を受けたこともあってか、Twitchは公式Twitterで今回のガイドライン改定について謝罪。ストリーマーがスポンサーと直接関係を結ぶことを制限するつもりはないとして、ガイドラインの書き直しを約束していました。
こうした騒動から一夜明け、Twitchは日本時間6月8日に公式Twitterでこれらの新ガイドラインの削除を明かしています。ツイートでは新しいガイドラインについて、ストリーミングからの収入を増やすためスポンサーとの協力に影響を与えるものだったとして「ユーザーにとってもTwitchにとっても悪いものであり、直ちにこれを削除する」とコメント。スポンサーシップはストリーマーの成長と収入にとって重要であるとし、改めてスポンサーとの直接的な関係を妨げることはないと説明しました。