「ポケモンHOME」がアップデートによって『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』への移動に対応した件を受けて、15年間眠っていたリザードンと再会することができたポケモントレーナーが海外で話題を集めています。
◆『ポケモンコロシアムに眠るリザードン
My childhood FireRed Charizard stuck in Colosseum the past 15 years gets reunited.
by u/Roxaschao in PokemonScarletViolet
そのポケモントレーナーはRoxaschaoさん。彼はRedditでこのエピソードを語り、スレッドでは「幼い頃からのポケモンと再び出会えるのは素晴らしい」「リザードンがいなくならなくてよかった」など、ほっこりした雰囲気に包まれています。
彼のリザードンは15年前、ゲームボーイアドバンス『ファイアレッド』からゲームキューブ『ポケモンコロシアム』に移行してから眠ったままでした。ところが今回、彼は約1年の歳月をかけて救出することを決意したのです。
◆47,400円かけて『ポケモンSV』まで到達
彼はまず、ゲームボーイアドバンスとゲームキューブを繋いで『ルビー』へ移動させ、ニンテンドーDSから、ニンテンドー2DSへ移行、第三世代(ダイヤモンド・パール)や第四世代(ブラック・ホワイト)を経由し、「ポケモンバンク」へ到達しました。
そして「ポケモンバンク」から「ポケモンHOME」に移動し、遂に最新世代である『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』へと連れてくることができたのです。彼はリザードンを連れてくるまでにそれぞれのハードやケーブルなど、合計でおよそ340ドル(約47,400円)かかったと話しています。
彼はあくまで『ファイアレッド』で出会ったリザードンにこだわり、多くの工数をかけて再会できたのです。彼の投稿したスクリーンショットには、大昔にどこかで殿堂入りしたことが示され、彼が『ファイアレッド』時代にチャンピオンロードを踏破したことがわかります。
現在は「ポケモンバンク」の新規ダウンロードができないため、最新ハードに移動させることの難易度は高くなっています。しかし、幼少期に旅したポケモンに思いをはせてみるのも良いかもしれません。