アクティビジョン・ブリザードは最新の財務報告書を公開し、1月からの3ヶ月間でのプラットフォーム別の純収益についてPCがコンソールを上回ったことを明らかにしました。
プラットフォーム別の純収益について、コンソールの6億3900万ドルをPCが6億6600万ドルで上回る
財務報告書では1月1日から3月31日までの純収益を公開しており、2023年はコンソールが6億3900万ドル(約860億円)、PCが6億6600万ドル(約900億円)となっており、PCの純収益がコンソールを上回った形となっています。2022年はコンソールが4億8400万ドル、PCが3億8300万ドルでした。
昨年と比べて収益が増加した理由について、コンソールは『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』『オーバーウォッチ 2』の収益の増加を挙げており、PCについては上記のタイトルに加えて『World of Warcraft』『Diablo Immortal』の収益の増加であると説明しています。
マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収に関する審査について、クラウドゲーム市場への懸念により買収を却下され、新たにEU規制当局を繰り返し破った経験のある弁護士を雇ったことが報じられています。様々なプラットフォームで収益を伸ばしている同社の動向について益々注目が集まります。