ソニーグループが発表した連結業績概要の資料にて、PlayStationタイトルのさらなるPC向け展開を行うことが予告されています。
さらなるPC展開を予告!
同資料によると、今年度のPlayStationは大型タイトル『Marvel's Spider-Man 2』の発売を控えているほか、新規IPの創出やライブゲームサービスの開発強化といった点が述べられました。加えて、「カタログタイトルのPC展開」も予告されており、さらなるPC向けタイトルが発売されるものと思われます。
これまで数々のタイトルがPC向けにもリリースされてきましたが、『The Last of Us Part II』や『グランツーリスモ7』、『Horizon Forbidden West』や『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』、『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』や『Ghost of Tsushima』といったタイトルはまだPC版が存在しません。名作揃いのPlayStation Studiosが贈るPC向けタイトルの次なる一手に注目が集まります。
加えて、PS5は流通の正常化に伴い、第4四半期におけるPSコンソールの販売台数としては過去最高の630万台に到達。2022年度通期では1,910万台を記録しました。
『The Last of Us Part I』はパフォーマンス問題も
一方で、最新のPC向けPS Studiosタイトルとなる『The Last of Us Part I』では大きなパフォーマンス問題が指摘され、現在もアップデートでの改善が重ねられています。
こういった問題は初めてではなく『Horizon Zero Dawn Complete Edition』のPC版発売時にも起きており、コミュニティから批判を受けていました。
PCゲーマーにとってはコンソール独占タイトルがPCでも発売されるというのはありがたいことだとは思いますが、現在のPC向けPS Studiosタイトルには安定した動作が求められていると言えるでしょう。