Blizzard Entertainmentは、チーム対戦型アクション『オーバーウォッチ 2』のヒーローとマッチメイキングのバランス調整について公式サイトにて解説しています。
ゲームディレクターのアーロン・ケラー氏が「ディレクターの視点」と題して公開しているもので、過去にはマッププールの導入は間違っていたとする記事などがありました。
この度の記事はヒーローとマッチメイキングのバランスについての解説ですが、シーズン3のスタートはシーズン2開始時点と比較して「かなりバランスが良い状態」であるとのこと。プレイヤーからも「『オーバーウォッチ 2』リリース以来で最高のバランスになった」という声があるとしています。
ヒーローバランスについてはロールごとに解説されていますが、サポートロールはほとんどの活躍できる状況だといいます。タンクは絶好調でパフォーマンスが良くないタンクを選ぶのが難しいほどで、ダメージロールには大きな振れ幅があるということです。
サポートヒーローに関して興味深いのは、勝率とピック率は必ずしも一致しないという点です。実際にトップ500を除くほぼ全てのスキル・ティアで「ブリギッテ」が最高の勝率であり、トップ500では「ゼニヤッタ」であるようですが、ピック率はほぼ全てのスキル・ティアで「アナ」「キリコ」「マーシー」が上位を占めていると明かされています。
こうした状況の現状ですが、ミッドシーズンパッチまでバランス調整は考えていないということも記されています。
またシーズン3ではマッチメイキングシステムに大きな変更があったといい、同ロールのプレイヤー同士のスキル差をかなり縮めたとしています。良い効果としてライバル・プレイの特に高スキルにおいて待機時間が短縮し、待機時間が長いマッチでは以前より質が高くなったものの、予期せぬ悪い面としてアンランクのマッチで待機時間が少し長くなっています。アンランクでの待機時間については既に改善傾向にあるといいます。
マッチメイキングについては、ミッドシーズンパッチでライバル・プレイでのスキルレベル差を改善する追加変更が予定されています。
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